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よんもじ vol9 感想

桜色のデザインが華やかでおしゃれ。
このたび初めてネットプリントを利用してみました^^

連作を読んで、それぞれ、どこのまちなのかなあとか、もっと知りたくなってウキウキ。そして、その答えは二枚目、それぞれのまちについてエッセイを載せてくださっている。遠くのまちはもちろん、行ったことのあるまちも知らないことばかり。それぞれの素敵なまちや場所を知って、また連作を読み返したくなるのです。(無限ループですね ^^)

あるよあるよ 西川火尖さん

三人は砂場を濡らし春夕

大人になって気がついたが、砂場って意外と小さい。(場所にもよるけれど)思う存分、それこそ水をふんだんに使って砂場で遊ぶには三人くらいがちょうど良いなと思う。気づいたら夕方になってるくらい夢中で遊んだこと、きっと宝物になるだろうなあ。

栞 藤田亜未さん

嬉々として青虫探す絵本かな

私は絵本、青虫といえばはらぺこあおむしだけど、この絵本はどうだろう。違う絵本なような気もする。はらぺこあおむしのお陰?でこどもの頃は青虫が大好きだったけど、今はとても素手でさわれない。嬉々として青虫を探す子を大人になった目で見ている母。

サブカルの聖地 諸星千綾さん

目借り時百のフィギュアが覗き込む

全体にすごく流れの良い連作でどの句を取りあげようかとても迷ってしまった。他の方のももちろんですが、連作としての完成度がすごいのでぜひ読んでみてほしい…!目借り時の季語と覗き込む百のフィギュア。覗き込んでくるんですね。すごい迫力。

ベッドタウン 相田えぬさん

薙刀の打突のすべて龍天に

かっこいい、そしてどこかはればれしくもあるような。薙刀と天が呼応しあっているような感じもするし、力一杯の打突が天に吸い込まれていくような感じもする。とても気持ちの良い句だと思いました。

バックナンバーもぼちぼち読んでいきたいです。素敵な作品をありがとうございました♪

画像はよんもじの素敵な挿絵からお借りしました。ありがとうございました。

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