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【発音コツ】 Year と Ear の発音の違い

先日の記事で、Year と AI の発音のコツについて書きました。

AI の発音のコツは理解でき、実践することもできたのですが、"Year" の発音がまだまだ難しく、どうしても "ear" となってしまいます。

英会話添削アプリSpeakNowで新たに録音を添削してもらったのですが、

またまた "Year" の発音について指摘されてしまいました。"Y" の音を意識することは、頭では分かっているのですが、どうも口の動きが伴ってきません...。

そこで今回は "Year" の発音のやり方について少し深掘りしてみました。 


巳年に関連した縁起の良いお土産

録音内容

The year 2025 is the Year of the Snake. Snakes have been considered as a symbol of good fortune for a long time.
今年は巳年ですね。へびは昔から縁起の良い象徴とされています。
In Okinawa, there is a traditional medicinal liquor, which is made by soaking a snake in high-proof alcohol.
沖縄には伝統的な薬用酒があるのですが、純度の高いアルコールにへびを浸けて作ります。
It's known for promoting health and vitality as well as recovering from fatigue.
この薬用酒は、滋養強壮や疲労回復の効果があることで知られています。
Since this year is the Year of the Snake, the liquor is getting more attention as a good luck souvenir now.
今年はへび年であることから、縁起の良いお土産としてこのお酒が注目を集めています。

ネイティブ講師からの返信

Hello Yuka, 録音をありがとうございます。そして、「へび」についてシェアしてくれてありがとうございます。とってもクールですね!知らなかったです。この録音では、発音についてアドバイスをしますね。それとこちらから質問があります。

まず発音について。"year" を発音するとき、"Y" の音に注意してください。"ya, yu, yo" の音です。"year", "year".

次に、"fatigue" と言っていましたが、恐らく "fatigue" のことだと思います。"fatigue", "fatigue", "fatigue" です。「疲れを感じる」という意味の単語ですね。"fatigue".

そして最後は質問です。"medicinal ……", "medicinal ……". の部分ですが、"medicinal" の後の部分が聞き取れませんでした。 なのでもしよければ「リプライ」でもう一度録音してもらえれば、その発音についてアドバイスできると思います。

フィードバックからの学び

Year の音は舌の動きがポイント!

"Year" のほかにも興味深いフィードバックをもらっているのですが、それはまた次の機会に改めて振り返るとして、今日は Year の発音にフォーカスして学びたいと思います。

前回の記事にもありますが、Year の発音は "Y" の音「や・ゆ・よ」を意識して "Year" と発音するとのことでした。前回のフィードバックを受けて、注意して "year" を発音していたつもりでしたが、また同じコメントをもらってしまいました。「や・ゆ・よ」の音、ということですが…う~ん、分かるような分からないような...。

Year の発音についてもう少しクリアにしたく、自分でもいろいろと調べてみました。そこで分かったことは、"ear" と "year" の発音の大きな違いは、

「口角と舌の動き」であること。

ear の発音では、口角をピッと引きます。year の発音では、口角をリラックスさせた状態にします。
ear を発音する場合、舌先を下の前歯裏に触れさせます。year を発音する場合、舌の真ん中部分を口内の上部に接触させます。

weblio 英会話コラム『英語の「ear」と「year」の発音の違いとは』

さらに、Year の場合は口先で発音するのではなく、喉の奥の方で発音することもポイントだそう。

文字の説明だとまだイメージをつかむのが難しいと思うのですが、「Y」の発音についてとっても分かりやすく解説している動画を見つけましたので、紹介します。

この動画をみると、"Ear" と "Year" の発音の違い、なぜ音が違うのか、その違いをどうやって出すのか、そのプロセスがよく分かります。

SpeakNowのネイティブ講師からもらったアドバイスで、「や・ゆ・よ」と音をアドバイスされましたが、この「や・ゆ・よ」の音も、舌の動きがポイントだったことが分かります。

日本語の「や・ゆ・よ」の音を出すとき、舌の真ん中が口の中の上部にくっついて発音されます。この原理と同じく、「Y」の音を出すときも、舌の真ん中を口の中の上部にくっつけて発音すると "Year" の発音もうまくいきました。

この動画は6分ほどの短い動画なので、ぜひ見てほしいと思います。"Year" と "Ear" の発音の違いが難しいと感じる方には、その違いをクリアにするのにとても役立つと思います。

今回は、Year の発音は「イヤー」ではない、ということがはっきり理解でき、かつ実践することができた学びでした。

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