英語に日々触れていると、いろんな表現に出会います。
その中には、「これ、学校で習ってないぞ?」という表現や単語の使い方もたくさん。あくまで学校で習うのは基礎なので当たり前なのですが、学校教育の英語を超えて、日常に英語を溶け込ませると、「自分で使える英語」が増えてくる気がします。
学校以外で、自分で、英語に触れたり学んだり、人と会話したりしていると、「この表現、よく出てくるな」「こんな言い方もできるのか」「あれ、そうするとこの単語との違いは何?」という疑問が自然と湧いてきます。
それは新しい知識を得られる絶好のチャンスだと思うので、スルーせずに拾っていきたいものです。
ということで、今回はその湧いた疑問を解消すべく、SpeakNowでネイティブ講師に疑問を投げかけてみました。
理由を表すときに使う接続詞、"because", "as", "since" の違いについて。
"because" が理由を表すのは、多くの人が知っていると思います。学校の授業でよく出てきました。しかし、"as" や "since" も理由を表していることを私が知ったのは大人になってから。
仕事上、クライアントとメールでやり取りをしていると、よく "as" や "since" が出てきます。メールの内容から、"as" や "since" が理由を表していることは分かりますが、そこで疑問が湧いてきます。
私がよく知っている "because" との違いは?なぜ "because" は使われない?
これまでその違いも知らずに、なんとなく "as" や "since" の方がネイティブっぽい気がして、 "because" を "as" や "since" に置き換えてメールを書いていました…。しかしその使い方が正しいのか、いまだにモヤモヤしているため、今回はそれをすっきり解消したいと思います。
疑問:"because", "as", "since" の違い
録音内容
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
どこに焦点を置いているか
"because", "as", "since" の違いについて明確になりました。
話のポイントがどこにあるのか?
それによって使われる単語が異なるとのこと。
"because" を使うときはその「理由」を強調するとき、話のポイントがその「理由」であるとき。
"as" を使うときはその「理由」が話のポイントではないとき。単に補足として付け加えているとき。
"since" については解説がなかったので、自分でも改めて調べてみました。
すると、よりはっきりとした違いが明らかに。
そして、"as", "since" は "because" よりもややフォーマルな響きがあるそうです。だからよく仕事上で使われるのですね。
ちなみに、疑問文ではすべて "because" を使い、"as" と "since" は使わないようです。
これで長年のモヤモヤが解消されました!
"as" と "since" は、単に "because" の置き換えではないのですね。これからは自信を持って、理由を述べるメールが書けそうです。