笹倉鉄平先生「優しく時は流れて」A Kiss of Timeをみて

街を散歩しました。
気づけば、空き店舗が増え、飲食店は休業余儀なくされる世界。お酒も飲めません。
生まれ育った街が、なんだか少しずつ、少しずつと衰退していくのを感じて、街が泣いていると感じました。
でも、街を歩く人たちを見ると、みんな楽しく生きるために笑いあっているのをみて、何が起きても笑い飛ばして生きていこう。と思いました。

そんなことを考えている時、たまたまやっていた笹倉鉄平先生の作品展。

1番メインの作品が
「優しく時は流れて」
　A Kiss of Time
というテーマのようでした。

真っ暗な夜の街中で光があふれ出している。
街の目の前にある水面に、輝く街並みが写し出されている。絵を目の前に、絵からものすごいパワーを感じ、感動しました。愛あふれる素敵な街だなあ、と。

ぼうってみていると、画廊さんが話しかけられ教えていただいたのですが、水面に写る街が過去で、地上が現在として描かれているようです。よく見ると、過去の家には1人なのに、現在は家族が増えているんです。
１日１日の積み重ねで、愛が育まれ未来につながっていくんだなぁと、とてつもない愛と優しさに包まれました。
今を生きることが大切、毎日が学びと改めて感じました。

ぜひ興味ある方には、絵を見ていただきたいです。（写真撮れませんでした汗）
ありがとうございました。