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し んじられなーい。
北海道日本ハムファイターズ ヒルマン元監督の大名言でございます。
いつからプロ野球て外国人の監督と契約しなくなっちゃったんだろ。
ラミレス監督も今季限り濃厚らしいですからね。
シンジラレナーイ。なこと世の中ありまくりでしょ?
バッドシンジラレナーイ。
休日の早朝なのに電車混んでて座れないとき。
グッドシンジラレナーイ。
缶ジュースのネクターが60円で売ってる田舎の自販機見つけたとき。
ジェット(相方)シンジラレナーイ。
うちの犬がね甥っ子を襲ったの!って話聞いたときに、ええっ!?甥っ子は雄ですか?っていう謎の質問をしたとき。
まあ色々ありますけども。
一番シンジラレナーイなのは、、
漫才を始めたことですかね?笑
え????
早くない????
コントやりますよ!!!!!!
漫才はもうやりませんよ!!!!
コント師ゆかりてるみ爆誕だ!!!
なんてね、言ってましたが。
(※け っかときもち。参照)
我々、今漫才やってるんです。
もちろんコントも全力で月に5本新ネタおろしてますが、
それに加えてまた漫才を始めました。
これは巡り合わせ?なのかなー。
我々呼び込みで昼の寄席をしてるんですよ。
そのときは1日3公演あって、お客さんも通しで三本見てくれる方が多く、飽きずに楽しんで欲しいので、なんか久しぶりで全く最近やってないネタでもやりたいなと、ふと二年前に作った今ではやらなくなったネタをやったんです。
時は流れMー1も終わり、我々はコントをやっていこう!と思ったときに
所属事務所でのネタ見せにて、痛烈なダメ出し。
「え?なんでもコントやってんの?1ミクロンも面白くないよ。下手くそだし、糞つまんねーよ。漫才やれよ。なんだこれ、こんなのファンでも笑わねーよ」
と事務所のボスからお叱り。
自分自身の名誉とプライドをかけても、自己評価も周りのライブでの評価も絶対にそんなことはない!!!!!!と、おもいっきり否定させてください!!!!!!
まあ、しかしコントを持っていくたびに言われるわけですよ。
正直、腹わたが煮えくりかえって、目が血走って、ストレスで、もうどうしても月に二回あるそのネタ見せに行きたくない。
好きでやってることになんでこんなにケチつけられなきゃいけないんだ。
もしその言葉に真意があったとしても許せん!!!
このコントやっても怒られ、かといって漫才に戻すような気力もやる気も全く起きない。
という状態で怒りと悔しさと悲しみととにかく鬱々として過ごしていました。
もう全部やめたろか。
とか。
お笑いが全くなんにも楽しくない。
相方にめずらしくすごく嫌な突っかかり方しちゃったり。
とにかくつまんない。
どうしよう。
本当に困った。
と、その時たまたま話した最近事務所に入ってきた、我々よりとても優秀なオーディション打率8割超えみたいな化け物テレビスターの後輩が
「僕は宇宙人のコントと、あの漫才は絶対に結果がでるネタだと思います。」
と、話してくれたのです。
(宇宙人のコントの話はいつかどこかで)
その漫才ってのが、昼の寄席でふと思い出してやった二年前に作った漫才だったのです。
そしてそれをたまたまあの日後ろで見ていたんです。
「えー?あれー?いやいやー!あれは二年前に勝てなかったから辞めたネタの形なんだよー。」
「いや!あれです!!!あれは決勝行きます!」
「えー?いやいやー!ウケるけど結果に繋がらないんだよー。」
「いや!あれは良いと思います!」
「えーー?あれかーーー??」
「僕が前の事務所(大手の事務所)で見ていた上に行った先輩達を見たときとおんなじソワソワを感じます。」
「えー...でも...まあ...ネタ見せいって、コント見せる度にどうせストレスにしかならないし、だったら漫才持っていくかー?」
↑この時点で完全に気持ち良くなってしまっている笑
口の中で舌コロコロですよ。
コロコロ超えてボンボン、超えてジャンプ。くらい。(意味違うけど)
承認欲求モンスター卓也ですから。(本当に自分が嫌になるよ)
みたいな流れで、すごくダメなことですが、ストレスで発狂しそうだったので、一度その日をしのぐためにネタ見せに持っていった。(この時完全にストレス回避の惰性ネタ見せ)(本当にすいませんです)
これだ!!!!!!!!
これなんだよ!!!!!
なぜもっと早くこれを出さなかったんだ!
みたいな感じでめちゃくちゃ良い反応。(このあとコントについてもネチネチ言われましたが笑)
そこでついに発狂。
えーーーーー!!!!!!!!!!
いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!
これなのーー!!?!!???!!???
だって相当前のネタよ?
え?????これ??????
勝つにはこれじゃないと、逆に踏んで捨てたネタなのよ???????
シンジラレナーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!(でたーーーーー!!!!!!!!)
じゃあ二年前に売れててくれよ!!!!!!
俺たちのこの苦労と挫折の二年は一体なんだったの!!!!!
と思ったんですけど、違うのよ。
僕らが二年経って、知らないうちに少しか実力ついてやれるようになってたのよ。
人間て30過ぎても成長するのね。
漫才にかけてきた時間は無駄じゃなくて、ちゃんと自分等を強くしてくれていたのね。
そして今まさに、ちゃんとコントと向き合うことで更に力もついてくれているのね。
そっから先も、やれ周りの、これですよ!感と、面白いですよ!君たちはこれでなんで今まで何のオーディションも通ってないの?これをやり続けなさいよ。の言葉と
でもコントも面白いからやり続けてください!ゆかてるさんのコント好きですわー。と
嬉しいような複雑なような。
グワングワングワングワンと頭を揺らされてる感じ。
ただ器用じゃないからどちらかに絞らなきゃって思ってたけどさー。
もうどっちもやるしかないね!!!!
我々漫才もやるよ。
あんだけ啖呵切っておいてマジごめん!!!!!!!!!
俺やるよ。
でも今コントやってるのも書いてるのもめちゃくちゃ楽しいんだよな...
自分が本当に面白いと思ってるものを出せてる感覚なのよ。
無理が全くない。
ジェットは漫才はもう卓ちゃんのやる気待ちだと思ってた。って言ってた。
そう。
俺にはジェットという相方もいるわけで。
ジェットを最強に見せるには漫才が良いことはわかってるんですよ。
相方よ、卓ちゃんはさ、今やる気はまだわからないけど、やるしかないよこんな反応あったら。
周りの反応に左右されるのもよくないし、自分のやりたいことをやったほうが良いし、その周りってのもまだまだ範囲が狭いかもしれない。
けどやるよ。
ジェット君。
よろしく頼むよ。
だからもう、オーダーメイドの衣装、上下6万円したスーツを失くさないでね。
シンジラレナーイ。