知るは楽しい
夫が大変気に入っているカフェの話。
ここはマスターが長く集め続けてきたレコード、雑貨、インテリア雑誌、等々 個人の嗜好がはちゃめちゃに詰まっている空間。
自家焙煎珈琲は良心的価格で美味しく、これまたセンスのいいビンテージのカップで出てきたりする。
脱サラして好きなことをお店にしちゃった ってお話を伺った。
見ればいつも近所の常連さんが必ずいて、長く居座るでもなく風通しのよい関係性で利用している印象がある。
珈琲豆を買いに来た散歩中の親子などもいたりと、地元のオアシスであるようだ。
私は音楽にとても疎く、ピアノやってたけどやらされてたような感じだったからクラシックもそうでないものもすすんで聴く機会が少なかった。
年頃の時期は一応のJ-POPを聴いたりしてたけど、最近は全く興味がなかった。
一方で夫は音楽をライフワークのひとつとしている。
私が説明すると色々違うのだろうが、ロックやらジャズやらYMOやら
はたまたそれらの細分化されたジャンルやら
良質の音楽に触れることは、自分らしくあるための手段でもあるらしい。
そんな彼にとって、このカフェは音響抜群、レコード無尽蔵でセンスよく、
マスタによって自分では聞かない新しい音楽を聴けるときもあったりと
とても刺激と安息を得られる場所らしい。
そしてジュークボックス。
これもマスタが中古で購入し修理した年代物。
夫のレコードとジュークボックスの仕組みや違いについてウンチクを聞いたあとで
初めて実物を聴く機会を得た。
今回はスタンド・バイ・ミーとマイ・ウェイを聴講。
と、、、
おおー!
レコードと音質がまた違う!
ジュークボックスの中にコンサートホールがあるみたい。
特にマイ・ウェイの伸びやかな感じとスケール感がとてもよく合っていた。
これがかつて人々を魅了してきたジュークボックスか。
これは納得!
そしてこのジュークボックス
お金を入れてボタンを押しても考え込んで動かなくなること多数
マスタが開錠して手動で曲目をあわせるというアナログ感もまた味がある。
知らない世界だったけど面白い発見があったな。
自分の「好き」を教えてくれた夫、カフェのマスタに感謝!
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