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家族会議

先日の家族会議。
当初の議題は引越について。
あわせて夫婦の生き方、働きかた、お金のこと、こどものこと、ぜーんぶ関係してくる議題。

引越案件がでた理由はいくつかあるのだけど、いまの賃貸から夫の実家(新たな同居はない前提)に移るのか、いまの賃貸に住み続けるのか、別エリアで賃貸を探すのか、分譲中古を見るのかというのが概要。

当然、いずれやってくる賃貸更新のタイミング、出産、産休育休、子育てとパン屋、現職を辞めるなら休職じゃないし、、、とごっちゃになって頭を占拠する。

住居もお互いの意見が食い違ったが、率直な意向を伝えあった。
そして、これから目指していきたいパン屋開業についても話をした。

いまの病院薬剤師を出産後も続けるか、といえば、安定収入の点からは続けるほうが絶対に安心。休業中の手当だっていただける。
とはいえこれってなじみ深い潜在意識さんそのものだという恐怖もある。
そうやって何年もうだうだ生きてきたんだもの。

想像するに子育てで色んなことに余裕がなくなったら、収入を減らすリスクを冒して、失敗するかもしれないことになんで今手を出すのって気持ちに支配されてしまいそう。
家庭を顧みてない。自分の都合で家族を振り回すのか。

とすると、出産後は落ち着くまで(具体的に何が?)現職を続けて、準備が整ったら(これも具体的に何?)事業に着手する、ということは自分にとって全然悦な生き方じゃない。先の見えない時間を置くことが苦しくてたまらない。

家計の収入が減ることに対しては、貯金で回すよりかは一時的に派遣やパートで賄っていくかもしれない。そのへんも楽観的とのご指摘をいただいた。

話し合いのなかで一番つらかったのは、「熱意がみえない」と言われたこと。

私は昔から自分のこと、好きなこと、関心があることを人に説明するのが非常に苦手。かつ自分から話したい、聞いてほしいって思うことも少なかったし、反応が薄いともういいやって思ったりしたし、大きく困る経験がなかった。

会話は聞き手に回ることが多く、自分の「好き」を一生懸命に話す人は素敵と思うけれどやや流しがちに過ごしていた。へー好きなんだな、以上。

一方で夫は自分の「好き」が確立し、その世界を大事にしている人、楽しそうに好きを表現する人を見るのが好きらしい。
何が好きなのか、なんで、どういうところが好きなのか、言葉でもっと説明してほしいとの忠言。
そんなこと人生で一度も言われたことなかったYO、、、。

パン学校の授業に取り組んでるのも、仕事の前後にパンの作業をやってるのも見ている。
でもそれだけでは本当に「好き」なのか伝わってこない。
興味があるって言ってる東洋医学についても然り。
本気の「好き」が伝わらないから、パートナーとして応援したい気持ちにはなれない(色んなことがうまくいかなくなって結果的に苦しむことになるんじゃないかという心配がある)。

がびーん

おっしゃるとおり私は口下手で、かつパン講義や東洋医学のウンチクを語るのはさぞうっとおしいだろう、貴方の生活習慣の一部も否定する内容になるぞ、ギラギラ陽のエネルギーで語ると味方を敵に回すことになる、と思っていた。

けれど、自分が感じていた以上に、夫との認識がずれていたことがよくわかった。

夫は夫のやさしさで、パン屋している人に話を聞きに行ったり行動したほうがいいんじゃないか、数年修行したらどうか、飲食店経営の動画見たら、と提案を出してくれる。
これは夫の愛。

一方で勉強した潜在意識ブロックが頭によぎるし、現在進行形でパン学校で研修生のインタビュー見てるし、これからドリアン見学行くつもりだし。

正直家族の優しい気持ちからのブレーキは怖いって思う気持ちがある。
けど、まずは納得させられるほどの説得力を自分は持てていないということに気づかせてもらった。

好きなことを淡々とやるのでは足りてなかった、、、
自分と他者は当たり前だけど別物ってことを再認識した日だった。

授業でも話題になっている「執着」と「悦」。
優先順位①は健康で悦で生きること。
楽しんでやれている、やっていく姿を見せる。周囲に応援したいと思ってもらう。
これこそ言葉や振る舞いを見直す機会だな~~~。

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