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流氷ダイビング①

酷暑にはちょっと涼しいテーマを綴ってみる。

北海道知床の流氷ダイビング。
ダイバーなら一度は経験しておくべき(インストラクター談)という流れと、アホなことに挑戦したい遊び心がマッチして臨むことになった話。

潜る当日の朝。
ここまで来たけど面倒になってホテルの中で過ごしてもいい気分

日本は世界的にもダイビングの多様性がある稀有な場所。
ちょうどよく流氷が押し寄せてきて、そこで潜れるのもレアだし
本州~沖縄離島までみてもエリアによってそれぞれ個性的。
流氷ダイビングができる国はそうそうないと聞いた気がする。
あとはアイスランドのアイスダイビングが有名で、かつての火山活動を間近に感じるような地球の裂け目を見られることで有名らしい(行ったことはない)。

流氷ダイビングが可能なエリアは知床と網走。
それぞれ海流と沿岸地形の違いで、見られる流氷の姿も違うらしい。
どうやら知床が王道で、さらに潜りたいひとは網走に挑戦する感じだとか。

流氷も自然のものなので、海流や風によって満タンに海岸に寄せる日もあれば
翌日にはどこかへ行ってしまっていたり
あってもまばらでシャーベット状に近かったりと、
こればかりは運としかいいようがない。

真冬のある日、飛行機で女満別空港に着きレンタカーで知床のホテルへ移動する。

明日(潜る日)無事に流氷がいいコンディションでいてくれますように!
という気持ちと、
民家の屋根に斜めにできたつらら、吹雪いて視界が悪くなってきた車道を見ていると、
もうこのまま温泉でも入って美味しいもの食べて過ごすだけでいいかも、、、
という気持ちがないまぜになっていったのだった。

つづく

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