仲良し夫婦がやっている簡単で小さなこと
離婚してから5年もたったのに、ふと昔のことを思い出すことがあって、それも私にとってまた新たな気付きや学びになっています。
先日思い出したのは、子供達が小さかった頃のことです。ある日、私は元夫に「布団を干してくれない?」とお願いしました。そうしたら、元夫は、「一緒にやろう」と言ったのです。
そこで、私は「え?一緒に…って、一人でできるよね⁈」と不満だったのです。元夫に布団を干してもらって、その間に私は洗い物など他の家事をしたかったのでしょう、たぶん。大人なんだから、一人前に動いてよねっ!といつも不満でしたから。
どなたかのSNSで見た投稿に思わず涙が出てしまったものがあります。
新婚カップルの投稿でした。「今日の晩御飯何にする?って相談したりしているのが楽しい。」と彼女が言うと、「オレもめっちゃそういうの好き!」と彼も言っていました。晩御飯何にする?って言うのが楽しいなんて…。そんなささいなことを「楽しい」と感じることがなかったな…。
その投稿を見て思いました。「布団を一緒に干そう、と言ってくれた時、ありがとう!と言って、一緒に喜んでやれば良かったなぁ」って。
私は「大人なのだから、一人前にやってもらわないといけない」と思い込んでいました。そんなのだからダメダメなんだ…って。
0か100か、白か黒か、これができないならダメ、そんな感覚がありました。でも、40でもいいし、白にちかいグレーでもいいじゃないですか。
「できる」か「できない」かの二択でなくても、「少しだけできる」とか「だいたいできる」とか「手伝ってくれたらできる」とか、そういうのもアリなのですね。そうすれば「できる」がもっと増えて行く。
仲の良い夫婦って、そうやって「小さなできること」や「小さな幸せ」を積み重ねて、ささやかな生活を楽しんでいるのだな、と思います。
あ、でも良いのです、私はコレで。「小さなできる」「小さな幸せ」を大切にすることに気付くためにも離婚したのでしょう、たぶん。(笑)
おかげで、今は自分の「小さなできること」にフォーカスできていて、離婚後の私の方が幸せなのです。だから私はこれで良かったのだ!
それでは今日の質問です。
「あなたは日々どんな小さなことに幸せを感じますか?」