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「体験したい!」を存分に味わう
放送局というところは、
見慣れないものがたくさん!
子どもたちにとっては、
格好のワンダーランドです。
ママに抱っこされている赤ちゃんは
身動きは取りにくいけれど、
手だけは伸ばせます。
当然、コードとかマイクとか
今まで見たことのないようなものに
手が伸びます。
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パーソナリティしています。
けれども、大人の方は、
当然触らせないようにするので、
赤ちゃんは泣き始める
という悪循環になるわけです。
こんな時どうしたら
良いのでしょう?
一番良いのは、
存分に触らせること。
けれども、それができない時は、
無言で遠ざけるのではなく、
「これは大事だから、ダメよ。」
そう声をかけたいですね。
赤ちゃんだから分からない?
いいえ、そうではありません。
お母さんが真剣に目を見て
お話ししたことは、
ちゃんと理解しています。
たとえ、それで、
赤ちゃんが泣いたとしても、
そこは、大人の毅然とした態度が
必要です。
ダメなものはダメ❗️
それは、社会生活をする上で、
とても大切なことですから。
けれども、そのダメ!の枠は、
なるべく大きい方が良いですね。
子どもたちは、五感で
感じています。
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手で触って、口に持っていく。
それはごく自然なことなのです。
ホコリだって、口に入れる。
土だって、口に入れる。
もしかしたら、
お腹を壊すかもしれない。
けれども、その体験をした
子どもは、二度とホコリや土を
口に入れたりはしないでしょう。
ほとんどの場合、
ホコリや土を少しくらい
食べたって、
死んだりはしないはず。
だったら、経験の方が大事
ではないですか?
自分で体験して理解するは
小さいうちに、
たくさんやってほしい。
そう思います。
その経験から、
これはやっても良いこと、
これはやってはいけないことの
判断も、子どもたちは、
ちゃんとできるように
なるのですから。