子どもたちに教えられたこと①
我が家には3人の子どもがいます。
結婚して6年目に授かった長男は、慣れない育児で途方に暮れたり、ちゃんと育てなければと気負ってしまい、叱り過ぎたり、いろいろありましたが、比較的私の思い通りの子どもに育ってくれました。
二番目に生まれた長女もまた、しっかりした育てやすい子どもでした。
ですから、私の子育てはこれで良かったんだ!と思い込んでしまったんです。
ところが、次男は、赤ちゃんの時から、上2人とはなんとなく違っていました。
それでも家族みんなで可愛がって育てたのに、中学生になった頃から、全くいうことを聞かなくなりました。
高校受験が目前に迫っても、その態度は変わることがありませんでした。
上2人は、どちらかと言うと、私の「こうなって欲しい」という道を進んでくれたのに、次男にはそれが全く通じなかったのです。
私は先の見えない真っ暗なトンネルに入ったような気分になり、私の想いが通じないことに腹を立て、取っ組み合いの喧嘩を仕掛けるようにすらなりました。
それはそれはしんどい日々でした。
そんな時に出会ったのが、胎内記憶教育でした。
産婦人科医の池川明先生から、
「子どもたちは、この地球で、いろんなことを体験したいと思って、計画を立てて生まれてきているのに、親の方がその道を狭めていませんか?」と言われて、「ああ、私はその通りの子育てをしてきてしまった❗️」と大反省をしたのでした。
次男には次男の決めてきた人生の設計図があるのに、それを無視していたのだ。それならば、今後はその設計図を信じて、見守ろうと心に決めました。見守るということは覚悟を決めるということです。
もしかしたら険しい道のりを選んでいるかもしれない。けれども、それも次男が描いてきた設計図なら寄り添おう。そんな気持ちでした。
私が覚悟を決めたからと言って、すぐに次男が変わるわけではありません。
相変わらずテレビとゲーム三昧の日々を送っていました。
ところが高2になった頃・・・。
次男の話は次回に続きます。
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