
日本平ロープウェイから久能山東照宮へ~家康に導かれる~
2025.02.22(土)
徳川家康のご祭神として祀られている、「久能山東照宮」へ行ってきました!
東照宮を巡る聖なる三本のライン
家康の遺言
死後、遺体は久能山に葬る、葬儀は江戸の増上寺で行い、位碑は三河(愛知県岡崎市)の大樹寺に納め、一周忌を過ぎて日光東照宮に分霊せよ。

この考え尽くされた三本のラインの中心が久能山東照宮。
日光東照宮、岡崎城、富士山は訪れたことがあるので、久能山東照宮で家康巡り4箇所目。
無意識に家康に導かれた私さすが愛知県民←
久能山東照宮への行き方
久能山東照宮へは徒歩またはロープウェイの2通りのアクセス方法があります。
久能山下から徒歩
久能山下から1159段の階段を登って御社殿へ行く方法。
昔の人は1159にちなんで「いちいちご苦労さん」と言いながら登っていたそう。



最初こっちに着いたのですが、少し登ってみたけど足の不自由な人も同行してたので開始数分で無理だ!ってなりました。(足が不自由な人はキツイです)ちなみに歩くと20分ぐらいで御社殿に辿り着けるそうです。
日本平ロープウェイで楽しちゃう方法
もう一つは日本平ロープウェイで久能山駅まで移動する方法。
日本平ロープウェイまでは、車・路線バスで行けます。
駐車場も無料でした!

ロープウェイと久能山東照宮・博物館がセットになったチケットもありました。

所要時間は約5分。
ロープウェイを降りるとようこそ久能山へのウェルカムボードでお出迎え。

いざ、久能山東照宮へ!
歩くとまずチケット売り場があります。

参拝料は大人500円、博物館セットは800円でした。
今回は参拝料のみ購入🎫
ロープウェイとセットになったチケットを買った人はそのまま先へ進めます。

ロープウェイから御社殿まで約100段。
結局階段を登っていく・・・
チケット売り場を進むとまずは楼門が現れます。

楼門をくぐると右手に家康梅。

そしてまた階段を登ると唐門と八房梅が現れます。


さらに進んで日枝神社でお参り。

御神殿が見えてきます。

立派。
久能山東照宮の御社殿は、徳川家康公を祀る霊廟として元和3年(1617)に創建されました。 二代将軍秀忠公の命により宰相頼将卿(後の紀州家の祖頼宣卿)が総奉行となり中井大和守正清を大工棟梁として元和2年5月着工、同3年12月に至る僅か1年7ヶ月と云う短期間に造営されました。 権現造、総漆塗、極彩色の御社殿は日光東照宮より19年前に造られ、彫刻、模様、組物等に桃山時代の技法をも取り入れられた江戸初期の代表的建造物として国宝に指定されています。
御神殿を進んで家康のお墓へ。

逆さ葵
屋根の軒の餝金具の葵の家紋が逆さになっているそうです。


廟所参道を進んでいくと正面に家康の神廟が見えました。

なんだか厳粛な空気が流れていました。
神廟の右手には金のなる木がありました。

神廟の空気は他とは違ってパワーを感じた。ありがとう家康様!
良いものを吸収して久能山駅まで戻ります。
家康梅にメジロが来ていました。

東照宮の階段が急すぎてロープウェイ乗り場の階段が楽に感じました笑

15時からは15分間隔の運行ですが、この日はかなり混んでいて15時過ぎても5分間隔で運行してました。


出口のトイレ付近に写真用小物が置いてあるのでよければ使ってみてはいかがでしょうか。笑

あと2つの東照宮で三本のラインコンプリート。
・鳳来山東照宮
・世良田東照宮
ここにも行こう。
良き巡りでした。