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【頭割り4振り返り】半年で文庫本4冊書いた話!

 頭割り4お疲れさまでした!
 今回も素敵なイベントにしてくださった主催者の方、素敵な会場を創り上げてくださったプチ主催者の方に大きな感謝を! とてもいいイベントでした! ありがとうございました!

 私にとってピクスク(ピクトスクエア)でのイベントは、2、3に続いて3回目、今年1月の番外編を含むとオンラインイベントは4回目でした。
 2の時は弊宅の非NPC(オリジナル冒険者)だけで306Pの自立する文庫本を出し、「私にしか需要がないのにこの厚さの本は狂気だ……」と思った私。
 3の時には当時未実装だった非NPCヴィエラ♂同士のBLで320ページの本を出し「過去最高の狂気を更新してしまった……」と思いました。
 ヴィ♂BLを一人で黙々と連載しているときは「今後ここまで狂うことは二度となかろう……」と思っていたのですが、うっかり再び狂気を更新してしまったので、今回の頭割り4振り返りでは、それに関するメモをまとめることにします。
 一応FF14ジャンルの人向けにはなるのですが、複数冊新刊出すのってどんな狂気? って人向けにもなるかも。気を付けますが14のネタバレが含まれるかもなのでご注意を。

半年で文庫本を4冊書いた話!

 タイトル通りなんですが、今回の頭割りに向けて私は新刊を4冊出しました。1冊は頭割り直前に完売してしまったのですが、一応頭割りに向けて動いていたものなので含めておきます。
 元々私はそれなりに筆が速いほうだと思います。8年くらい前からオフイベントで同人誌を出しており、新刊3冊までは同時に発行した経験があります。
 ただ、今回の物量とは全く違いました。その時の構成は120Pほどのpixivログ+書き下ろし文庫本、30PほどのA5同人誌、20PほどのA5同人誌です。3冊で計12万字くらい……か……? ちょっとあやふやですが、文字数はそれくらいだったと思います。
 一方今回のイベント合わせの構成は、240Pの文庫本、268Pの文庫本、270Pの文庫本、236Pの文庫本です。全部今年の1月から新たに書いた文章でした。収録した話は1月〜8月頭にかけて書いたものなので、半年ほどで40万文字……くらい? 書いたことになります。
 ちょっとこれは今までに経験がないです。未実装ヴィ♂本の狂気を軽々と飛び越えた気がします。狂気のボジョレー・ヌーヴォーすな

何故こんな進行が出来たのか……?

 自分なりに、どうしてこんな進行が出来たのか……? という要素を抜き出してみました。

・本の形態が「pixivログ+書き下ろし」4冊だったから。
・原作から供給があるNPCの二次創作だったから。
・作業方法が隙間時間×スマホだったから。
・ネタアイデアを全部ツイッターに放流していたから。
・コンスタントに作品を発表していたから。
・書き始めたら必ず完成させていたから。
・お題をフォロワーさんから貰える環境だったから。
・原稿期間内にワンドロ(ワンライ)が始まったから。
・自分の得意作業と苦手作業を認識できていたから。
・表紙のデザインが背幅可変のものだったから。

細分化してみましたが、一番大きく共通する要素だと思うのは
・フォロワーさんから反応を貰いながら書けたこと
 でした。キーワードは「私の情緒は5歳児」です。別にテストには出ません。

本の形態が「pixivログ+書き下ろし」だったから

 私の今回出した本は、大部分がpixivで発表済みの作品の再録まとめになります。書き下ろしはそれぞれ20000文字程度です。
 多分、この形でなければ本は出なかったと思います。何故なら私の情緒が5歳児だからです。
 書けたら! すぐに! 見てママー(フォロワー)!!! したい!
 収録話は基本、書けたら即放流でした。即座に大公開。校正はネットに上げてからじっくりやる(これはどうだろうかと自分でも思う)。
 同人誌というものは、間に印刷、流通の時間が挟まります。読んでいただけるのは購入してもらって、実物が手元に届いたときです。
 私、この間の賢者タイムがめちゃくちゃ苦手です。書き終わったら「この話本当に面白いのかな……」「お金出して手に取ってもらう価値があるのかな……」とものすごく不安になります。なので、多分今の私に全編書き下ろしの本は書けない。
 お金を出してもらう以上、望まれているのは全編書き下ろしの本なのかもしれない……とも思うのですが、私自身は、ウェブ媒体で読んだものでも、物理として手元に残せる再録本が好きです。同じような方に届くといいな、と思って今回の本を作りました。厚い文庫というのもあってお値段が多少張ってしまうのですが、お迎え頂けたことを本当にありがたく思っています。ありがとうございます……!(深々)

 ログ本なので、書いたものは短編も含めて全部収録しました。これもモチベーション維持の面で大きかったかなと思います。書く一文字一文字が全て本になるので、無駄にはならない。書いてテンプレートに流し込むたびにページ数が増えていくので、着実に本に近付いているという実感がありました。堪え性なんて単語は登録されてない5歳児には、目に見える進捗が大事だったのだ……!

原作から供給のあるNPC二次創作だったから

 冒頭でも書きましたが、過去2回で出した本は、FF14の世界観をベースにしたオリジナル冒険者の話です。種族や世界設定はエオルゼアのものですが、ゲームを遊んでいても影も形もないオリジナルキャラクター。元々ゲーム内でしていたロールプレイ(キャラクターとして発言し交流する遊び)のキャラクターではあったため、交流のある人からは可能性があるものの、見ず知らずの人に読んでもらえる機会は限りなく少ない。
 つまり基本的には需要! 私! 作者! 私! 読者! ほぼ私! のウロボロス状態で書き続けていたんですね。

 今回の本の題材は、名ありNPC×ヒカセン(ゲーム内主人公)の前世でした。受けの方は作者によって見た目も本名も性格も口調もまるで違うので、完全なNPC×NPCとは言えないのですが、「同じカップリング」のファンの方はたくさんいらっしゃいます。
 pixivは検索の仕様上、タグで検索される方がほとんどだと思います。見ず知らずの人にも読んでもらえる環境は、ソロプレイでも本を出す狂ったオタクを更に狂わせるには十分すぎたようです。

 また、今まで0からキャラを作っていたので、砂漠に無理やり木を植えている状態だったのが、今回は原作にちゃんと登場しているキャラでしたから、妄想の土壌があまりにも違いすぎます
 いや、受けの方は原作にはほぼ名前しか出てきてないんですけど、ふかふか腐葉土だから! シュラウドソイルG3! 攻めは明確なクソデカ感情を受けに抱いていたから! 実質ゲーム内にいたから! トトロいたもん!
 原作から供給があるのってこんなに素晴らしいんですね……! しみじみ。原作の隙間を妄想して1を100にするタイプのオタクに10を与えたら1000になるのよ。同じものに同じ幻覚を見ている人がいる世界、心強すぎるな……

作業方法が隙間時間×スマホだったから

 これは原稿スタイルそのものの話です。今私は文章の全てをスマホのメモ帳アプリで書いています(この文章もそうです)。スマホが開ける場所であれば、どこででも原稿ができるという意味。

 私の執筆時間は主に平日の昼休憩と通勤時間です。
 昼には決まった時間にきっちり1時間の休憩がある職場なので、大体30分でご飯を食べ、30分で作業が出来ます。職場のデスクでめちゃくちゃ原稿していました。エッチテキストもいっぱい書きました。職場に煩悩を持ち込むな(正論)とも思うのですが、バレなきゃいいんだバレなきゃ。
 通勤時間は大体1時間、電車とバスです。朝にものすごく弱いので、よほどのことがなければ朝作業することはありませんでしたが、帰りだけでも結構作業は進みます。

 帰宅後は書きかけであと少しで終わる、というもの以外はほとんど手を付けず、もっぱらゲームと生活の時間に費やしていました。多分これも良かったんだろうな。好きなことによるインプットは、創作のアウトプットに非常に効果的だと思います。ずっと書き続けているだけだったらへこたれていただろう……。時間があったらエオルゼアに行きたいんだ私は!
 ちなみに土日も空き時間はゲームばっかりしてました。画像周りと展示周りのPCでしか出来ない作業がない日は一切小説を書かなかったやつである。

ネタアイデアを全部ツイッターに流していたから

 これはネタ出しの話ですね。つらつらとその時々の妄想は全部脳直でツイッターに出力していました。本当にとりとめもないネタも全部です。隠し玉はない。
 これの何が良かったかというと、私は記憶力のない5歳児であるということと、同じものが好きな人からの反応があることです。
 私はネタ出しの瞬発力こそあれど、記憶を保持しておけません。瞬間瞬間でこれええな……と思っても30分放置していると忘れます。ツイッターは全部ログが残るので、メモ帳として便利でした。
 また、妄想メモにいいねが付くと、あ、これ私だけが好きな話じゃないんだ、と思えるので、書くモチベーションになりました。少なくともいいねと思った誰かが私の他にいる。
 きっかけはとりとめもないネタツイートでも、反応があると嬉しくて続きを考えてしまう。5歳児なので。多分何の反応もなかったら形になってないネタが結構あると思います。現金だな、とは思うんですが、完全に私のために書くよりも、誰か同じものを好きだと言ってくれる人と共有できる話を書くほうがモチベーションが上がります。

コンスタントに作品を発表していたから

 鉄は熱いうちに打て、の精神で、気持ちが熱く、書けるときに書きました。寝かせていると忘れるからね……。そうやって書き続けていると、自然と表で人の目に触れることが増えて、読んでもらえることが増えたような気がします。
 これは逆に言うと一作の貴重さがなくなるというか、一週間前に書いたものでも次の新作を書くと旧作になってしまう……という状態にも陥ったのですが、明日の自分がどんな状態なのかわからないので、書けるときに書くのが本を落とさない何よりもの安全策だった気がします。
 あと、単純に話のバリエーションが増えると、誰かに刺さる可能性も高くなったりする? 反応が良かったやつを振り返って、同系統の違うルートのお話を考えてみる、なんて思考実験にも繋がった気がします。

書き始めたら必ず完成&即出ししていたから

 ボツネタは完全に書き始めずに消えていくのですが、少なくとも書き始めたものは完結させていました。単純に未完の小説に焦らされて死にそうになる自らの経験から、完結させてくれ〜! の一心でとりあえず自分はなんとかしよう、がきっかけではありました。でも、これが結果的に、話を動かして締めに持っていくトレーニングに繋がった気がします。
 連載になるときも、一旦キリの良いところまで書いてさっさと表に出してしまう、という実質短編連作の形に持っていくことでなんとかしました。これは私の書き方が冒頭から話の流れに沿って書いていく式なので出来たことでもあるのですが、一度表に出した以上、完成させるぞ……! というセルフ尻叩きにも出来たので合っていたのだと思います。

お題をフォロワーさんに貰える環境だったから

 私の出すネタは、私の中の想像力という限界がある。でも、お題をツイッター上でちょこちょこ募集したことで、ネタの新たな取っ掛かりになってくれました。私の中には絶対に存在しないネタが頂けるのはでかい。
 お題の場合「依頼主さん」という明確な読者が一人確保できたのも大きいかもしれません。満足してもらえるかな? と不安になる気持ちも大きいし、私の解釈との争いによっては、頂いたのに書けずにお蔵入りになってしまうこともあります(申し訳ないです)。ですが、人のために書くのが好きなので、物語を膨らませる大きなモチベーションになりました。

原稿期間内にワンドロ(ワンライ)が始まったから

 週に一度、エオルゼア版ワンドロの開催に合わせて作業をする、という特訓を自主的にしていました。お題を元に、開始時刻から書き始めて1時間で完結まで持っていく、というのはかなりのトレーニングになります
 実際はワンドロのルールで非公式カップリングの作品はタグを付けられない決まりになっていたため、ハッシュタグを付けての参加は「完全に足し算だぞこれは!」と自信を持って言える一作にとどまりましたが、みんなと一緒に作業する時間というのはなかなか貴重でした!
 今回の収録話のうち何作かはお題をお借りしたものになります。ネタに飢えているので本当にありがたかったです。

自分の得意作業と苦手作業を認識できていたから

 これは実際に本を作ってみないことには分からない、経験ベースの話になります。個人差もとても大きいです。なので1冊目の参考にはならないかもしれませんが、自分の作業ペースを認識しているのはとても強い。

 私は人にお願いをして共同作業をするのがものすごく、とてつもなく苦手なタイプのオタクです。
 本当だったら憧れの絵師さんに表紙頼んでみたい! とかデザイナーさんの装丁で本を刷ってみたい! とか思ってはいるんですが、依頼をするほど仲良くできていないだろう……とか、なまじふんわり想像図が脳内にあるので違ったら超クソクライアントになってしまう……とか色々考えすぎるので「自分でやったほうが早い!」って自分で画像周りの作業もやっています。

 そのため私の本の制作は
・本文執筆(得意、毎日できる)
・表紙や中扉などの画像作成(時間がかかる&土日しか出来ない)
・本文校正(めちゃくちゃ苦手)
の三段階になります。

 本文執筆に関しては、私は書き進めるという作業だけは大好きなのでまぁなんとかなるやろ、です。全文公開できない書き下ろしが一番辛かったです。見てママー! を封じられた5歳児は弱い。だが、予想通りなんとかなった!
 表紙作成は、最初から土日にしか作業できない&時間がかかるのが分かっていたので、数ヶ月単位で早めに取り掛かりました。詳しくは後述。
 本文校正。これが一番の鬼門。
 私は書くのが大好きですが、過去を振り返らない人間であり、作業結果が見えないと焦れる人です。
 校正、絶対にちゃんとやらないと後悔するのに、結果は自分にしか見えない……! 何が変わったか分かるのは私だけ……! 何の見てママも出来ない……! でもまじで真面目にやらないと後悔する……! その上今回の冊数とページ数です。つれぇわ。
 校正のために、めっちゃ余裕を持ったスケジュールを組みました。それでギリギリでした。苦手作業にかかる時間は1.5倍くらい見積もった方がいいです。自分の怠惰さを舐めるな。舐めるな……ギリギリの作業を強いるな(結果的に1冊デザイン校正ミスをした)。

表紙のデザインが背幅可変のものだったから。

今回の表紙。今までのも文庫は全部こんな感じ。

 こちらが今回出した4冊。全部表1(表紙)、背表紙、表4(裏表紙)に分かれたデザインで、背表紙と裏表紙は同じデザイン、文字部分だけ変えています。
 私が商業の文庫本の型に嵌まった統一感のあるデザインが好きなのでこういう形になっているのですが、これは背幅がギリギリまで調節できるので、結果的に、作業の効率化に非常に貢献したなと思っています。表と裏だけ完成させておいて、中身が出来たら背幅だけ伸ばして文字入れればOK。
 表紙のデザインを早い段階で始められたので、どれだけ手間取っても「でも俺には完成した表紙があるからな……」と心の余裕を持つことが出来ました!
 小説の本文ページ数はギリギリまでどうなるか分からないのでね。なんか際限なく増える。しかもテンプレをちょっと弄るとワッて変わる。こわい。

 ただ、もっと怖い話がある
 今回データミスして青と黄色のやつは表紙作り直しています。カバーを入稿して一安心♡ ってしてたら、印刷所さんから「サイズ、ズレてますよ」「箔押し細かすぎて潰れますよ」の連絡があって。
 サイズミスの原因は「よそのテンプレートでも問題ない印刷所さんだからと勝手に他社さんのテンプレート使っていたから」でした。具体的に言うと、ブロスさんにプリオンさんのテンプレで入稿した。結果、表1のサイズが横に長くなっていてブロスさんの裁断だとズレます、ってなった。
 よほどこだわりがなければ、配布されてるテンプレート使った方がいい
 しかし、ここでも分割式デザインだったことが功を奏す。表1をずらすのは簡単なので、切り取ってちょっとサイズを弄ってペタペタ貼ればゲットコトナキ!
 箔押しのデザイン? 過去の保存データを開いて泣きながら修正しました。みんな、バックアップは細かく取るんだぞ……。

 ちなみにこれはクソみたいなファイル名のせいでどれを開いたらどこにさかのぼるのか分からないやつです。ファイル名もしっかり付けるんだぞ……。

更新日時で読み取るやつ

最後に一番大事なこと

いい作品は健康な身体から!

 健康を大事にしないと書き続けられないです。無理をすると絶対どこかで帳尻合わせが来ます。睡眠、休憩はしっかり取る。これが一番続けるのに大事なことだと思う。
 あと、メンタルケアも大事です。本当に。私も書き続けている中で、ちょこちょこ急に「書けない〜!」ってメンタルを崩してぐったりしていました。

 落ちたら原因を分析するのは大事だと思います。外的要因(外部からのストレス)なのか、身体的要因(睡眠不足や病気、女性の周期など)なのか、内面的要因(モチベーション)なのか。
 外的要因だとしたら、取り除くことに努める。SNS疲れとかだったら、見たくても一回ちゃんと離れる。どうせ元気になったらまたやりたくなるので、一旦休憩。
 身体的要因だったら、治すのに集中する。私の場合は女性のリズム的な関係でドカンと落ちることがありましたが、もうそれはそういうもの! ということで、時間が経つのを待つって対処法でした。あんまりひどいなら最悪婦人科とかにも行こうかな〜とは思ってたところでしたが、まあなんとかなった。
 内面的要因は対処が難しいです。未だに正解は分かりませんが、気分転換の方法を確立しておくのはいいことだと思います。ジャンルと全然違うゲームするだとか、マッサージなどで身体からほぐすリラクゼーションあたりが私の対処方法でした。
 一回逃げて好きなこと好きなだけやって、元気になったら原稿頑張る、とかも大事なのかなって。

 あとは、もう自分から「今つらい! 助けて!」って声を上げて助けてくれる人とお話するのもやってきましたが……。これは、やりすぎるとアレになってしまうのと、もし反応が貰えなかった場合取り返しが付かないほど落ち込む両刃の刃なので、自分で機嫌を取る方法は学んでおいたほうがいい……かな……!

まとめ

 つらつらと書いてきましたが、「とにかく幸運が嵌まりに嵌まった結果」だと思っています。今から4冊出せって言われたら絶対に無理って言う。本が出るのって奇跡だと思う。

 それから、「読者の方が居なかったらここまで書くことはなかった」と思います。
 本当に強い人なら、自分で計画を立ててコツコツじっくり、自分のしたいように本を出せるのでしょう。でも、私はそこまで強くないです。
 日々のネタツイートへのいいねだとか、出した小説への反応だとか、お題箱への感想だとか、そういう部分に支えられた結果です。多分何の反応もなかったら、自分ひとりのために書いていたら、ここまでのペースで創作することはなかった。
 ある意味、反応をもらって書く、書いたものに反応をもらう、という好循環が出来ていたからなんとかなっただけだと思います。私一人の力では絶対にない。途中で途切れずに済んだのは好意のおかげです。重ね重ね、読者の方には感謝申し上げます。

 めっちゃ単純に締めると、反応があると創作者は軽率に調子に乗ります! 期待に押し潰されるタイプの方も居ると思うので、一概には言えないのですが、発表する以上、読んでほしいし反応が欲しい人が大半だと思います。
 もっと作って欲しいな、と思う推し作家さんが居たら、応援を目に見える形でしてあげてほしいな、と思います。いいねでも、ブクマでも、メッセージボックスへの匿名書き込みでも、リプライでも。
 ぶっちゃけると、読んでいてくれても、反応がなければ作者は読者さんがどんな感想を抱いたか知りようがないのです。投げっぱなしのボールには不安になります。ああ、駄目だったんだな、って引き上げてしまうことは私も多々あります。

 ちょうどオンラインイベントが終わり、段々と購入された本が届く頃かと思います。いいな、と思った本があったらちょっと勇気を出して応援を伝えてみてはいかがでしょうか!
 もしかしたら、その一言が本一冊になって帰ってくるかもしれません。もしかしたらね!

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