変動金利型住宅ローン 返済額はアップするのか!?
みなさん、こんにちは。
FPの仕事をしていると、住宅ローンの相談がやはり多いです。
ローンの種類も固定金利型や変動金利型などありますが、
世界的に金利が上昇している現在、不安を感じる方も多いでしょう。
固定金利型については、すでにじわじわと金利は上昇しています。
※ 変動金利型よりも固定金利型の方が先に上昇します。
ですから、変動金利が上昇した後に「借り換えようかな?」と思っても すでに固定金利型は金利が上昇してしまっています。(ご注意)
さて、変動金利型ローンの金利はいつ上昇するのでしょうか?
簡単に説明すると、変動金利型ローンの金利は、日本銀行が行っている「異次元の金融緩和」に関係しています。
ですから、日銀が「異次元の金融緩和」をストップすると、金利が上昇する危険性があります。
2%物価目標も今年は達成しそうですし、来年(2023年)4月には、日銀の黒田総裁も任期を迎え、交代する可能性が高いですから新総裁がどのような方針を出すかによって変わってきます。
そうなると、「異次元の金融緩和」策もどうなるかわからないところです。
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それならば、金融緩和策が終了すると、すぐに変動金利型ローンの返済額は上がるのか?ということになりますが、
変動金利型ローンには「5年ルール」というのがあり、5年間は返済額は変わらないことになっています。
もし、金利が上昇しても、こういった猶予がありますから、すぐに返済に行き詰ることはありません。
ですが、この「5年ルール」はメリットがあるようで、実はデメリットもあるのです。
変動金利型住宅ローンを利用する方は、このデメリットを理解して利用しないといけないのですが、よく理解していない人がほとんどです。
この「デメリット」については、次回お話ししたいと思います。
ファイナンシャルプランナー 川淵ゆかり
#住宅ローン #変動金利 #金融緩和 #金利上昇
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