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現実味をおびてきた「預金封鎖」「財産税」・・・貯蓄は無駄か!?
ここのところの物価上昇。
家計は大変ですね。
最近の状況を考えると、「戦後」に似てきたな、と思います。
日本の借金(政府総債務残高)は世界2位で、GDP比は263.14%!
新型コロナで借金も大きく増えましたよね。
日本はこれからも高齢者は増え続けますし、少子化も進むため、
経済の大きな発展や景気の好転はかなり難しい問題になっています。
戦後も日本の借金がGDP比を200%に達したところで「預金封鎖」が実行されました。
当時は戦後で物資も不足しており、急激なインフレが起こっていました。
なんとなく、このところの日本も似てきたところがあります。
1946年2月16日(土)(土曜日ですよ!)、「金融緊急措置令」が突然発表され、
翌週月曜日には「預金封鎖」(銀行が突然閉まってしまい、お金がわずかしか下せなくなる)、
そして、「新円切り替え」「財産税」が立て続けに行われました。
財産税の税率は、25%~90%。
預貯金のほとんどが銀行が閉まっている間に税金で徴収され、
新円切り替えで持っている紙幣はすべて価値がなくなりました。
財産税の徴収で貧富の差はなくすことができますが、
お金のある人はコツコツと貯めた財産を一気になくすことにもなります。
2024年には新しい紙幣も発行されます。
「預金封鎖」は予告なしに突然行われます。
これを機会に、お金の持ち方などを一度考えてみましょう。