
留学中の友達は必要か?
こんにちは!
kyaです。
今回の記事は写真なしです〜〜。
タイトルの「留学中の友達は必要か?」は、きっと個人個人で想いは違うはずです。
人によってはありえない感覚かもしれませんが、こういう人もいるよ〜という、一つの価値観として捉えていただければ幸いです。
まず、わたしは30代前半(ワーホリが不可能な年齢)で、1ヶ月の短期留学、そして英語力はPre-Intermediate(中学生)レベルであったこと、
また性格上も、人見知りで友人は時間をかけてつくっていくタイプだったことから、最初から「きっと友人はつくらないだろうな・・・」と思いながら留学に臨みました。
「海外留学」という響きから「日本人以外の友人たちと交流する!」といった事を想像される方もきっと多く、それを目標にされる方も多いと思います。
わたしの留学の目的は「ネイティブの英語を実際に聞き、イギリスという異国の文化に触れる事」でした。
なので、私にとってスクールは「学ぶ場所」で、「友達をつくる場所」ではありませんでした。
たまたまかもしれませんが、イギリスでは全くと言っていいほど人種差別をされませんでした。
実は出国前、「アジア人差別は一度はされるだろうな・・・」と覚悟して行ったのですが、実際は一度も遭遇しませんでした。
むしろ街の人々は、たどたどしい英語の私にも「こんにちはマダム!」「君の言ってる事わかるよ、○○に行きたいんだね?」とコミュニケーションをとってくれたり、
英語が理解できない時に店員さんに面倒臭そうにされることはありましたが、そういう時は大抵近くにいる人が「彼女は○○って言ってるよ」ってサポートしてくれました。(イギリスは本当に紳士が多かったです・・・!)
また、これはすごくラッキーだったのですが、ホームステイ先が本当に優しい家族で、たくさんコミュニケーションをとってくれたので、
本場のネイティブな発音や会話が勉強できるいい機会になりました。
なので、イギリスの人々のことがとっても大好きになりました!
スクールはというと、、、
多国籍の人々が集まり、想像以上にみんな自国の訛りがあります。
イギリスに暮らす、ネイティブの人々の会話はできても、クラスメイトとの会話はなかなかうまくできませんでした。
実は最初の頃、自分のレベルより上のクラスに入れられてしまい、内容が全く分かりませんでした。
しかし、みんな発音が綺麗なので、会話はできました。
そして、分からないばっかりの私にも「先生!彼女ここが分からないそうよ、教えてあげて」ってサポートしてくれる優しい子が多かったです。
その後「クラスが難しすぎる、全く理解できないのでクラスダウンしてほしい」としつこく交渉して、クラスを下げてもらったのですが、そのクラスでは内容は理解できたのですが、今度はクラスメイトの話す訛りがすごくて、会話ができませんでした。
実際わたしも訛りはあったと思うし、人の事をとやかく言えないのですが、訛ってるもの同士では会話は困難です。
ネイティブと会話すると、相手はなんとなく理解してくれます。
日本でも、外国の方がカタコトで会話してきても、なんとか会話できますよね?
また、スクールは「学校」ですから、20代前半の子が多く、ノリも違います。
私自身20代は完全にお調子者で、なんでもノリよく参加するといった感じでしたが、30代になってからは、ノリノリで生きるのは体力的にきつい。。。
また、もともと同い年や年上の友人が多い私は、精神的に大人な人々に見守られている事が多かったので、年下の人達との関わり方が分からなかったのもあります。
スクールでは授業終了後に先生が引率して、観光名所に行くプログラムを用意してくれていて、それに参加する子はそこで友達を作っていたみたいでした。
わたしは性格的に一人で行動するのが好きと分かっていたので、スクール後は自分の行きたい美術館やカフェ、観光名所を事前調査して、気ままに観光するのが楽しみでした。
いろんなショップで、ネイティブの人の発音や会話が聞けますし、店員さんと会話もできますし、放課後のお出かけはめちゃくちゃ良かったと思っています!
でもこれは個人の好みですね。行きたい場所に行くのが楽しいか、自分の知らない場所に連れて行ってもらうのが楽しいか・・・どちらも魅力的なので。
そして、クラスメイトは同じ国の子同士で固まる事も多かったです。
わたしの時はクラスメイトは韓国人とイタリア人が多くて、彼女たちは自国の友人たちとずっと一緒でした。
もちろん異国の地で同郷の人がいたら絶対に心強いし、それ自体は悪いと思いません。
ただ、彼女たちは英語ではなく「自分の国の言葉」ばかりを使っていて、個人的には「もったいないな・・・」って思ってました。
せっかく英語をたくさん聞ける機会なのに、と思ってましたが、
彼女たちは「異国で誰かとコミュニケーションするほうが大切」だったのかもしれません。
価値観はそれぞれですもんね。
と、そもそも「友達いらん」と思いながらスクールに行っていますので、結果的に「放課後一緒にカフェに行く」ような友人はできませんでした。
ただ、クラスメイトで仲良く話した子は何人かいて、
「東京行った事あるよ〜^^ 綺麗な都市で楽しかった!」「わたしも台湾行ったよ〜!みんな優しいね!」って休憩中によく話してた台湾人の女の子、
「ヨーロッパに来たなら、ワインは絶対に飲んだほうがいいわよ!」「おすすめある??」「〇〇安くて美味しいよ〜!ぜひ!」っていろいろおすすめしてくれたフランス人の女の子、
「インスタのアカウントある?交換しようよ!」って話しかけてくれた韓国人の女の子。
みんなそれぞれ印象的で、今でも影響を受けている言葉もあるし、「元気かなぁ」と思い出す事もあります。
もちろん、「なんだこいつ」みたいな扱いをしてきたクラスメイトもいましたので、本当にいろんな人がいるなといった感じです。
ただ、そもそも友人を作る気がないので、クラスメイトに冷たくあしらわれても、別にどうでもいいですよね。
ただ、「仲良くしよう」とは思わなくても、どんな人でも笑顔で接しようとはしていました。
そのなかで、合う人と合わない人がいたかなと思います。でもそれ、日本にいても同じですよね。
ということで、わたしは「留学中の友人はいらない」派です。
そもそも語学勉強だけで頭いっぱいなのに、人間関係まで気が回らないです。
また、カタコト英語同士で会話するより、ネイティブと会話することに重点を置きたいのであれば、街中に出たり、ホームステイ先の家族と会話することのほうが勉強になるんじゃないかなーと思いました。
同じレベルの語学力の友人と、たくさん会話するのはすごく有意義だと思います。
1年など長期の留学の方は、サポートしてくれる友人がいるのはすごく心強いと多います。
そして、「誰かとコミュニケーションをとりたい」という方は友人を作るといいのかな、と思います。
価値観はそれぞれなので、どちらが良いとか、正しいとかはないです。
でも、もし留学中に「友達できない・・・つらい・・・」って思ってる方がいたら、「こういう考え方もあるんだ」と参考にしていただけたら幸いです。
せっかくお金と時間を使って留学するのであれば、自分の留学の一番の目的は何なのか、今一度振り返ってみるのもいいかと思います。
長くなりましたが、わたしの留学はこんな感じでした。
イギリスは本当にめちゃくちゃ良かったので、最高におすすめです!!
(早く海外行ける世の中になりますように!)
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