シス・カンパニーの「わたしの耳」配信を観たよ!
今見たさっき見たjust now。見終わり終了もう即感想書いてる!毎年この時期にシス・カンパニーの舞台観てるな自分!って感じだけど(去年は『死と乙女』、一昨年は『出口なし』)今年はこんな感じになるとは思わなんだ全く全く。そしてまたかい新国立劇場の小劇場の公演や、笑
というわけでシスさんも配信初、ということで結構ギリギリまで悩んだんですけど本当30分ぐらい前に買って観ました。
◉配信チケットも並行販売の流れは止められない
一気に配信チケットの展開が増えたように、限定数リアル客席+配信チケット(いわば枚数無制限)の並行販売は止められない。新感線や2.5や宝塚などでは前からあったライブビューイングチケット販売などに加えて第三のチケットとしての地位が確立されてきてる感めっちゃある。
もちろん配信もコストがかかるから、配信分をペイするには何枚売らないと・・・・というのはあるけれど、配信を観てじゃあ生の舞台はいいや、ってわたしはならないし、ここで「ほんじゃ次は会場行ってみよか」ってなるのがパフォーマンスコンテンツのすごいところだなあ、とつくづく思う。
テレビで放送してる野球やサッカーのようなスポーツだって、最初はテレビでやってたから、という導入の人は多いけど、「会場で見てみよう!」と次のステップに行く人が減ってないどころか各チーム工夫して動員を伸ばそうとしているあたり、映像を放送したからお客さんが減る、ということはないと思う。
◉価格帯とかとか
今回のチケット代は2000円+チケット発券手数料220円の合計2220円。
初台の新国立劇場まで行くにしても都内近郊住まいでも往復1500〜2000円ぐらいはかかるし、と思うとかなりお手頃価格!しかも現状、旅公演の舞台が再開されつつあるとはいえ、お客さん側としても「いやちょっと遠征は・・・」という空気はやはりまだまだ残ってる。「きっとこれ、旅公演、せめて関西はやりたかったやろうなあ・・・」という企画もあるし、そういう意味でネットで距離を詰められるのはありがたい。
やっぱり配信チケットの相場感として2000〜3000円ぐらいが、というのが落ち着いてきたかな?という印象。確かにあまり迷わずに出せる金額って2000円とかその辺。配信チケットに関しては「とりあえず枚数無制限なんだから数売らないと!!」なわけだし、お客さん側が悩む価格設定だったら意味なし!と思う。ここは薄利多売作戦やな。
◉配信『だからこそ』の工夫
多分ここが今後各社力を入れてくるだろうな!というところだと先日すいか氏が「オンライン購買についても演出がついてくるだろうね」と話していたんだけど、まさに今回はそれがきた!
配信限定の終演後俳優コメントがあります!と販売ページにあったんだけど、舞台終演・カーテンコール→クレジット映像差込→今ちょうど袖から舞台裏に戻ってきた役者3名(今回はイキリオタク役のウエンツ君&可愛い可愛いお人形さんみたいな趣里さん&チャラ男役かもめんたる岩崎さん)のリアルタイムコメントが!!ちなみに撮影&MCは演出のマギーさんが手持ちカメラで撮影という「そーそーみたいのそういうの!!!!」という感じ。いやーここだけ別料金払うからリアルチケット持ってる人間にも見せてくれ〜〜〜〜!!!!そういうワチャワチャみたいねん〜〜〜〜!!!!ってなるやつうううううう
なおマギーさん、肝心のウエンツが見切れてます!!!!ウエンツ画面からちょいちょい消えてる!!!趣里ちゃんとかもめんたるしか写ってない!!!ウエンツが!!!!!!見切れてる!!!!でもウエンツってだいたいそういうポジションになりがちよねバラエティで!!しってる!!!
と画面の前でツッコミ1人入れてました、笑
◉アーカイブあるなし問題
これ結構権利関係あるから悩ましいところではあると思うんだけど、わたし最初は自宅のパソコンに入れてるChromeで開いてChromeキャストでミラーリングしてたんですけどやっぱり電波問題があるのか一瞬飛んだりする。なので途中でiPadに切り替えて視聴。しかも、3時まえから待機してたけど最初の方?のオープニング映像がわたしは見れなくて(タイミングもあったかも)びっみょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に見れてない瞬間があるんですよね。
ということもあって、個人的には24時間以内/再生回数限定とかでもいいので期間限定アーカイブをつけていただけるとありがたかったり・・・は、する。が、会場組は完全にみたものが全てだから一瞬気が抜けた時に見えてなかったシーンとかあることを考えると一回こっきり、というのが平等なのかな?とも思う。
もしくは、電子書籍のみ⇄紙書籍買ったら電子版も、のように会場チケットのほうに少し値段あげたverの「電子おまけ付き」チケットも出すか?いやそれだったらDVD付きチケットみたいなもんだけどだったら物販にくっつける??と、オプションとかつけたほうがいいんかなあ?とも思ったりする。
何はともあれ、こういう完売する公演を他の手段で見ることができることで転売ヤーに手を出したりする人も減るだろうし(まあここは永遠の戦いだ)キャッシュポイントを増やしやすい状況になってきたのはすごくいいことなんじゃないかな?と思う。
コロナで制約は増えてるけど、解決方法はクリエイティブに行くことでよりたのしみが増えるといいな。
私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。