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にしうりすいか@脚本書き/母会社員
2015年2月16日 19:08
ーー今晩、あなたの腕の中で死ぬことを決めました。 朝帰りの男 くだらない生活奮発した洗濯機 洗っていない食器昨日、今日、明日。 ねえちょっと、あたしの靴下どこにやった?(失恋した日の 夜のことでした)ちょっともう困っちゃうなあ。入れといてって言ったのに(見も知らぬ人に 抱かれたのでした)いいよ。ぜんぜん怒ってない(涙を流しながら 押し寄せる快楽)忙しかったもんね。ふたり
2015年2月19日 09:38
けして振り向いてくれない人に恋をしました。 どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうしてどうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうしてーー振り向いてくれない、不幸にどうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうしてーー溺れて。 「君には、見どころがあるね」はい、なんのお話か分かりま
2015年2月19日 09:46
『女がきれいなものだなんて、誰が言ったのでしょうか。』 『あそこから私、逃げました白い小鳥は穢されて』 『十二歳の夏、現場は雨。男は』「ーー逮捕されました!」「今男が出てきます。少女は無事、無事です。少女は無事です。」とりかこむフラッシュ。見えない太陽、つぶやく、おなかがすいた。 ねえ、大丈夫なの?『うん、大丈夫だよ。ぜんぜん平気さ』ほんとうに?『うん本当だよ。君は