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異文化適応の方法(子供と移住編)。

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異文化って海外に限らず、国内でもありますよね。家族間でも。

私の場合二十歳で海外に行ってから常に異文化は避けて通れなかった訳ですが。海外生活も23年もなると、特にニューヨークでは異文化同士の寄せ集まりで、異文化が空気になっていて。それぞれが違うから個性になって、人格になって、魅力になって、話していて面白い!とまで思える様になって来たのですが。

さすがに2019年に4年生の娘を連れてアメリカから日本へ移住する時は、この異文化適応の事を色々気にした物です。

小学校4年生。日本の女の子のノリやお喋りについていけるだろうか。授業について行けず、自尊心がズサズサに割かれてしまうのではないだろうか。。仲の良いお友達ができるだろうか。などなど。田舎の小学校に通わせなければならなくなった私は迷い正解を求めて引っ越す前に色んな方に相談をしました。

そこで得た助言や学び、私なりに感じた異文化適応の方法で良かったなと思った方法をお伝えします。

1)違いを違いとして楽しむ!: 何か違うことがあれば、『OOOではこうするけど、OOOではこうするんだね。面白いね!』と違いをそのまま受け入れて楽しむ事を言ってあげる事。 そうすると違いは=面白いとインプットされる。違いを客観的に捉えて個人的な問題と捉えない。

2)何があっても私はあなたの味方!:『いつもがんばってるの知ってるよ』『何があってもママはあなたの味方だよ』と子供に愛している事、応援している事を伝える事。サポートしているつもりでもそれが伝わっていないと意味がないんです。子供の脳は非言語を理解できる程発達していません。子供にちゃんと無条件で愛している事が伝わっている事。自己肯定感も安定します。親は安全基地でさえいてくれれば子供はまた頑張って外に走り出して行く事ができます。

3)学校側や担任の先生と前もってコミュニケーションをとる!:人間コミュニケーションをとって初めて相手を理解することができます。先生だって新しく来た子がどんな子なのかどう付き合ったら良いのか少しでも知りたいはずです。私の場合は娘が日本語が大嫌いで私に『日本人のママじゃなければよかった』と言った事がある事。ニューヨークの補修校で、バイリンガルの子供達や親御さんが涙ながらの努力をして2カ国後を習得している日々の事。日本が大好きな事。子供の得意な事、苦手な事、強み、弱み。自尊心が傷つけれられないかなど親としての心配事など立ち話でしたが、色々と喋る機会を初めに持ったことはとても良く、先生も助かったとおっしゃておりました。  授業では漢字が読めたり書けなくても、『アメリカで育ったOOちゃんがんばって音読や漢字覚えて凄くない?皆んなもがんばろ〜』と言う空気を作り出してくれました。

4)子供と何でも話せる関係性を作っておく:お風呂場でちょこっと、お夕飯の時にちょこっと、ぽろっとでも何でも話せる関係性を育んでおくことはとても大事です。寝る前に今日の3つのいい事、など話して寝るとその日どんな事があったかさりげなく背景が出て来たりします。(幸せホルモンも刺激され質の良い眠りに導いてくれます。)

5)何と言ってもしなやかマインドセットで:失敗はチャレンジしている証拠。努力は誰にも奪われない味方。漢字テストが100点満点中たとえ4点だったとしても 「こんなに解らなかったのにドォ〜してこれ覚えてたの!!!凄くない!!」と無い物よりある物を見つめる姿勢! 失敗しても大丈夫。あなたはあなたのままで良い。出来るか出来ないか解らないけどやってみよう。と言うしなやかな姿勢は自分軸と自己肯定感を不動のものにしてくれます。 そして勿論、少しでも前より出来た時は、その過程を褒めて上げてくださいね。(前の自分と比べ得る、決して他人と比べない)やればできると言う自己効力感が育ちます。

以上、最初は緊張していたけど、これらの事をしてみて凄く娘の自身の心身勉学共に物凄い成長を感じたし、アメリカから日本の文化への適応がわりとスムーズにいけた様な感じがしています。

是非、やってみてくださいね〜〜〜

Enrich Your life. 






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