お祝いは未来の幸せも作れるタイムカプセル。
皆さんはお祝い事を進んで楽しんでますか?
今週は七夕と言う事で我が家では短冊に願い事を書き大きな笹に吊るし、竹の子ご飯は食べ、娘はキュウイを星形に切りダラダに盛り付け、細やかながら家族で七夕を楽しみました。こんなご時世なので願い事はてんこ盛りですが、でもやっぱり一番最初に出てきたのは家族の健康と幸せでしょうか。
先日お祝い事と幸せについて、私がポジティブ心理学講座をとっていたニューヨークライフバランス研究所の松村亜里さんが言っていたのですが、お祝いをする事はめちゃくちゃ幸せ要素が満載でウェルビーングを高めるよう行動の様ですよ。
確かに、『人生で一番心に残ったお祝いは何ですか?』と聞かれその事を思い出すだけで心が温かい気持ちになりますが、それを誰かに話す行為はその温かい幸せな気持ちが何倍にも大きくなり蘇って来ます。楽しかった事を思い出し味わう事等をSavoring(セーバリング)と言うのですが、幸せ効果が非常に高く、前向きな気持ちを高めてオキシトシンやセロトニン等、幸せホルモンを出してくれます。
お祝いって言ったら、誕生日、クリスマス、記念日、入学、卒業、成人式等がパッと頭に浮かびますが、大きな祝いでなくても良いのです。例えば、子供が学校の漢字テストでいつもより良くできたとか、今年植えたミニトマトを初収穫したとか。ちょっと聞いて聞いて〜と言った事を一緒に喜ぶ事。それもお祝いに入ります。アメリカ人は一般的に大人になっても誕生日のお祝いはするし、誕生日パーティーを自ら仕掛けたりもします。そして家族や仲間とビールやワインで時間と繋がりを楽しむ。誕生日はそのツールの様な感じもあります。
お祝いされるのを待っているだけではなく、お祝いを仕掛けて見るのも(少々用意が大変だったり、面倒臭いと思ってしまう所はありますが、)後の幸せリターン効果は大きいものです。
楽しい時間を一緒に過ごすと当然ながら繋がりや関係性も深まります。
先日10歳の娘が(1年日本の学校に通い今ではすっかり慣れましたが)学校でお友達ともっと話たいのに、あまり会話が続かない事を相談してくれました。何を喋って良いか分からなくなって喋る事が浮かばないと。
新学年、コロナで学校ではマスク、給食時は喋ってはいけない、暑いので体育や外遊びの時はマスクを外せるようですが、基本的に隣の机の子との作業やグループワークは無しで前を向いて座るのみの状態で、中々関係性を作るのが難しい時です。
そんな中、丁度仲良し子供達でプレイデートを企画。子供達が遊びに来たので今日はここぞ!と思い、昨日お誕生日だった子ヘサプライズで皆でバースデーソングを歌いお祝いしたり、隠れんぼや、子供達で劇を作ったり、家中を使って物凄い音と勢いで遊んでいました。(私と夫と猫は居場所がなくなり小さな自宅オフィスのパソコンの前です。。。)5年生なので体はこの一年でもうすっかりティーンの様に大きくなり、ドタバタの地響きはものすごいですが、想像力はと元気パワーは小学生の子供そのもの。楽しい時はノンストップでお喋りをし、フルパワー活動で飛ぶ様に遊んでいます。
親はお昼やデザートを用意したり土曜日でもまことゆっくりできませんが。この日の事がこの子達が大人になってもずーと記憶に残ると信じています。そしていつか思いお越せる心に残るお祝いとなる事を。
(七夕の願い)
子供達の未来に温かい幸せが届きます様に。
Enrich your life.