犬は優しいだけではない。
大事なのは、口で何というかより本気かどうかということです。
例えばアニマルコミュニケーターになりたいと言うなら、英語の通訳になるようなものです。
何となく英会話ができるようになりたい場合は独学でも良いですが、通訳となると英語だけでなく日本語の語彙力、専門分野の知識、マナーや教養も必要になります。
なりたいと思ったら、そういうことの勉強を楽しんでできる才能が必要です。
何事も楽しんでやれることほど素晴らしい才能はありません。
犬の問題行動を直したいなら、自分を変えることが必要になるでしょう。
犬への接し方、声のかけ方、生活スタイルも変える覚悟がいるかもしれません。
どちらも本気度が試されますよね。
人生一度きりですから、適当にやるより一瞬一瞬本気で取り組むのが、心地良いし格好良いと私は思っています。
犬は何より人間の本気を見抜く天才です。
可愛い。
癒し。
家族。
そういう言葉より実を重んじる生き物です。
だから、あなたが本気で何かを成し遂げようとしている時には応援してくれるはずです。
犬たちはいつも飼い主さんの幸せのために生きています。
人の思い通りになると言うより、気付きを与えたり、学びの機会をくれることでのサポートもありますが、彼らの思いを正しく受け止められる飼い主であるよう努めましょう。
犬は愛の存在ですが、フワッと優しいだけではありません。
アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり) https://ameblo.jp/yukari-touchheart