任せない。
犬がいつも~~するんです。
犬が~~しないんです。
この子はこれでしか遊ばないんです。
この子は他の子が嫌いなんです。
犬がいるといつもビビって抱っこしてってくるんです。
セッションの時に、このように語られる飼い主さんは少なくありません。
犬がいつ・何を・どうするかについては、ご質問の内容確認のときに詳細お伺いしますが、お伝えしているのは「人間がどうしたいか。犬にどうあって欲しいか。」という視点です。
犬任せにして、すべてがうまくいくのはレアケースです。
思ったような生活になっていないなら、どのような状態が理想なのかを明確にして、しかも細分化して考えると、そうなりやすくなります。
ボール遊びが好きでも「持ってこない」犬もいます。
最初から出来る犬もいますが、出来ない犬には教えてあげないとできるようにはなりません。
単純な話です。
出来ないこと、知らないことは、教えてあげれば良いのです。
犬にすべてお任せだと、出来ないこと・知らないことは、そのままで良いよと言っているのと同じです。
犬は自分にできることを、自分で考えて、自分で選択して、行動しているだけで、本当は困っているかもしれません。
問題行動に分類されるものも、放っておいては改善されず、むしろ強化されていく場合が多いです。
人が助けて、導いてあげましょう。
お互いにとっての困りごとは、人が意識を変えた、その時から解決の道をたどり始めます。
逆に、手と口を出し過ぎのケースでは、何も考えなくなりますので、相手の状態に合わせて、ベストなサポートをしてあげてください。
飼い主さんだからこそできることです。
アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
https://ameblo.jp/yukari-touchheart
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