顔を活かす

最近、自撮りの顔に整形したい、という人が増えたという旨の記事を読みました。
当たり前というか、自分のパーツを最大限によく見せたのが自撮りなので、とても効率が良い改善方法(?)というか。今までは⚪⚪さんの顔になりたい!みたいな風潮でしたよね。答えが1つで、そこに皆が寄せていく感じの流れ。
それが自分の持ちうる手札をいかに調理して素晴らしく仕上げるかみたいな感じになったのはなんだか救われる風潮だな、と思います。絶対そっちの方が楽じゃない。だ丸を無理に四角にするよりは丸に近づける方が労力がいらないというか(この比喩はあまりわからないけど何と言えば良いんだか分からない…)

後、デジタルが生活に馴染んできた結果でもあるんだろうなぁと思います。鏡を見てやっていた作業がカメラロールで行われるようになって、ネット上で見られるアバター(=ここでは自撮りとする)は自分の意思でコントロールするものであって、他人からの借り物ではない感覚。
体感として完全に別世界だったネット上とリアルの人格が重なるようになったからだと思います。匿名から半実名的な。それで今までの借り物アバターではやっていけない違和感を感じるようになったんではないでしょうか。もちろん色々な要因があるのは分かってるけど。

ちょうどデジタルが生活に溶け込んでいく過渡期にいるのが、すっごく楽しいので、これからもゆったり見ていこうと思います。たーのしーい!!

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