まさか自分が(75)"またまさか"

術前の診断は

類内膜癌G(グレード)3
骨盤内リンパ節転移
ステージⅡB

念の為
卵巣　卵管　大網　傍大動脈リンパ節を切除

しかし
取った癌細胞を病理検査に出した結果

明細胞癌
ステージⅢC2

明細胞癌と聞いた瞬間
大きなため息が出た。

ショックですと先生に言うと
先生も
ショックですって。

とにかく
1/31(金) に第1回目の抗がん剤をスタートします。と

TC療法
パクリタキセル+カルボプラチン
3週間ごとに6コース行う

「もう少し先では いけませんか？」
(なぜなら　3月4月に大切なイベントがあるから)

答えは
「ダメです」

「ですよね…」私

診察室では
泣かなかった。

でも

診察室出て一人になった途端に
涙がボタボタと落ちて
ハンカチ　ハンカチ…

看護師さんが　大丈夫？
帰れますか？と心配してくれた。

泣きながら
足もガクガク震えながら

次回の抗がん剤治療の前日入院までに血液検査と口腔外科の診察が必要だと言われ
血液検査へ。

口腔外科は1/29予約となった。

血液検査は
看護師さんが　うまく取れなくて
何度もグリグリと。

そのあと会計。

院外処方線を持って院内薬局へ。
アンケート書けとか 薬の説明とか
色々言われ
「知っとるわぁ！怒」と　
八つ当たり気分
( 八つ当たりはしてません　笑)

そして
今夜のご飯は私が帰りに買ってくると約束したのでスーパーへ

全てが
無気力
全てに
八つ当たりしたい気分
なんか　色々
どーでも良く思えた。

まさかの
明細胞癌って…
予後不良って…

私って死んじゃうのかな…

生存率なんて調べちゃったりした…

帰りの車は放心状態
涙で　眼鏡が曇る。

つづく