見出し画像

(3)私が探していたのは40代夫の仕事。転職、そして自営業の妻へ

このブログは、「集客を頑張る自営業妻の日々」のブログです。

経営、税金、金銭面で苦労したこと、子育て、夫の親との同居、癌、脱サラから現在に至るまで私がしてきたこと、現在もしていることなどを綴っています。

今回は第3話です。

バックナンバーはこちらから

第1話➥自営業の夫婦は、雇用関係ではなく、ビジネスパートナーという考え方

第2話➥夫が突然「仕事を辞めたい」と言った日|自営業の妻への最初の1歩。

40代夫の転職先を探す

夫は、辞めたいくらい辛い気持ちをわかってほしい・・・という情緒的なタイプではないし、とにかく何とかなるさ!という前向きでも刹那的なタイプでもない。

慎重に考えて考えて、計画的に動く人間だと思っていた。

この時点で、私に相談した目的がとにかくわからなかったけど、何より大事なことは「辞めた後の生活」。

辞めるのは構わないが、住宅ローンと、生活費、子ども3人にかかるお金をどう考えているのかが気になっていた。

そこら辺も考えていたみたいだけど、個人的には「そんな見積りじゃあ・・・」とちょっと不安になってしまった(^^;)。

その日から、仕事探しを始めます。
私が、夫の仕事を、です(笑)。


なんでやねん!


と言ってもいられない。
頼まれたわけじゃないけど、のんびりしてもいられない。

夫がストレスを感じることが少なくて、生活費も何とか間に合いそうな仕事・・・。

足りなかったら、私が仕事復帰するしかないけど、末っ子1歳になったばかり。どうしよう・・・。

反面、私のちょっとした趣味は、

・仕事探し

・物件探し

なので、あれこれ探して考えるのは苦ではありませんでした。

夫にいったいどんな仕事が向いているんだろうか?


夫はコンピューター関係に詳しいけれど、DIYなど手作業も好き。
これは義父譲りらしい。
新居の簡単な棚は、全部夫に後付けしてもらっていました。

仕事ぶりは綿密、丁寧。
人懐こいタイプではないけど、信頼される人間。
常に冷静。感情的になることはほとんどない。

パソコンスキルを仕事にしたくないとなれば…と隅から隅までチェックしていました。

そもそも、「やりたい仕事がない」って、どういうことだろう・・・?

私はどちらかと言えば、やりたいことが絞れないタイプ。
好奇心だけで動くのが長所であり短所。
そして、仕事大好き。
人の仕事の内容、その中でどんな工夫をしているのか?どんなスキルや知識をその人が持っているのかを聴くのが大好きな人間です。
ただの趣味ですが。

まぁ、「家族を養う」という部分が入ると、多少やりたいことがあっても候補に入れられない、ということもあるんだろうなぁ…。

そんなふうに日々は過ぎました。

この時ですら、まだ自分が「自営業者の妻」になるとは思ってもいませんでした。

第4話➥夫の退職、癌、手術、開業、私は自営業の妻に|激動の1年間。は近日中にアップします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?