【番外編】家族が幸せになるために結婚前に伝えていたこと4つ。
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突然脱サラした夫のサポートをする自営業妻が、集客をがんばる日々
のブログです。
経営、税金、金銭面で苦労したこと、子育て、夫の親との同居、癌、脱サラから現在に至るまで私がしてきたこと、現在もしていることなどを綴っています。
今回は【番外編】です。
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第1話➥自営業の夫婦は、雇用関係ではなく、ビジネスパートナーという考え方
第2話➥夫が突然「仕事を辞めたい」と言った日|自営業の妻への最初の1歩。
第3話➥私が探していたのは40代夫の仕事。転職そして自営業の妻へ
第4話➥夫の退職、癌、手術、開業、私は自営業の妻に|激動の1年間
第5話➥自営業妻、集客を学ぶ。目から鱗の1年半。
第6話➥自営業の妻として夫に仕事をやめてほしいと願う2つの大きな理由とは?
第7話➥自営業の夫を持つ奥さんへこのブログで伝えたい3つのこと
第8話➥自営業を手伝う?パートに出る?妻としてどちらがいいか比べてみました。
第9話➥自営業妻の売上サポート大作戦♪~最初にすべき3つのこと~
夫と結婚、お互い30代になってからの結婚です。
夫は役職についている会社員、私は個人事業主になって数年という状況。
結婚する前に、伝えていたことが4つありました。
1、仕事を続けたい
学生の頃からアルバイトに明け暮れていました。
お金が欲しいということもありますが、そもそも仕事をするのが好きでした。
整体の仕事で、定期的に通ってくれている患者さんもいたので結婚したからといって状況を変えたくなかった。
なので「結婚しても仕事は続けたい」という自分の考えは先に伝えて、合わなかったら結婚は無理かな?と考えていました。
夫のお母さんが専業主婦でしたので、「ひょっとしたらそういう志向があるかもな」と思ったからです。
2、いわゆる「貞淑な妻」とか「良妻賢母」には多分なれないこと。
そういうものをもしも結婚に期待していたとしたら、私が相手なのは違うな~と思ったので。
結婚観というのは、結婚しないとわからないものかもしれませんが、聴き方によっては結婚する前にわかることもあります。
結婚後に「女性ってそういうものだと思っていた」と知るよりは、先に伝えた方が相手にとってもよいと考えたからです。
3、その分、あなたも「男らしい」考え方でいなくてもいいこと。
「自分は良妻賢母にはなれないけど、あなたは『男性らしく』私をちゃんと養ってね♡」っていうのも何か違うな…と思ったので。
夫は私よりも年上なので、いわゆる「男らしい」考え方をする人かな?と思っていました。
意外にも結婚前から「自分がメインで稼がなくても、そっちが稼いでくれれば、自分は専業主夫でも全然構わない」と言っていました。
冗談かと思っていましたがどうやら本気らしいです。
仕事をしなくても生きていけるなら仕事はしたくないそうです(笑)。
相手を先入観で観ないことも大事ですね(^^;)
4、家族は「会社経営」と同じというスタンス。
夫婦でいる目的は「家族が居心地のいい状態にする」ため。
子どもができたとしたら、子どもが成人するまでちゃんと育てるため というスタンスで常に話し合っていきたいことを伝えました。
ドラマ「逃げ恥」の『夫婦は共同経営者』という話に共感したのは、結婚前にこの考えを伝えていたからです。
愛情だけで夫となる人と繋がるのは、自分が不安でした。
こういう考え方を「水臭い」とか「堅苦しい」とか「夫婦って愛情の繋がりでしょ」というようなタイプの人とは一緒に過ごせないだろうな~と思っていたので、伝えるのはある意味一大決心の部分はありました。
(これだけでなく、自分の家族の事情などを伝えるのも、私にとってはハードルが高かったので、結婚に対する期待が基本的になかったんです。)
幸いにも、夫も感情的な反応への対応が得意な人ではなく、話し合うことが苦にならない人だったので、伝えた上で考えも聴くことはできました。
こんな風に書くと、しっかりしてるような、堅そうな印象を持たれるかもしれません。
しかし全然そんなこともなく、いろいろぐちゃ思うこともこれまでにたくさんあったし、話し合いどころではない感情もありました。
だけど、最終的にこの4つを結婚前にしていて良かったなと思っています。
結婚前に伝えておいて良かったな、と一番感じていること。
自分が宣言したことなので、自分がそこに戻れるからです。
結婚したら「思ってたのと違う」「言ってたことと違う」なんてのは、細かいことを挙げたらキリがありません(うちだけ?)。
幸か不幸か、夫は感情の起伏があまりありません。
気分で行動することが少なく、自分の気持ちを情緒的に表現するのが得意ではないようです(それでも結婚後・子どもが産まれた後は随分雰囲気が変わったと言われたそうです)。
「もっと気持ちを教えてほしい」と伝えても、それは本人にとっては苦痛でもあるそうです。
なので、結婚前に伝えていたこれらを思い出し、最終的にはクールダウンできる…ということが多いです。
伝える内容は違っていい。
それぞれのご夫婦で、大事にしていることは違うと思います。
うちと同じとは限りませんよね?
違っていいけど「好き」「ずっと一緒にいたい」というその時の情熱だけで何も話し合わず、自分にとって大事にしていることを伝えずに結婚はしない方がいいと考えます。
結婚を考えている人と、決定的に合わない価値観を知ったらショックかもしれません。
「別れ」を考えたくなくて目をつぶることもあるかもしれません。
…ちょっと冷めちゃう自分がこわいかもしれませんね。
個人的には、考え方や価値観が違うことよりも、
「相手を理解しようとする人なのか?」
「自分と違う価値観を大事にしようと考える人なのか?」
「考えが違うことがあった時に、どのように対応する人なのか?」
を結婚前に知っておくことが大事なんじゃないか?と思うのです。
結婚に期待できなかった20代後半から30代
これらは、20代前半で法律事務所の事務、20代後半で女性支援の相談員をやってきたゆえの価値観かもしれません。
女性側の結婚に関する話をたくさんたくさん聴きました。法律・相談の現場には「よい話」はほとんどありません。悩んでいる方が相談をするので。
結婚に関しては圧倒的に「離婚」や「夫からの暴力」の相談でした。
独身だったので、キレイに「結婚」に夢見ることはなくなりました^^;
一方で「相手も自分も大事にするということ」についてもたくさん考える機会をもらいました。
結婚を夢見ることはなくなりましたが、もしも一緒に過ごしたい人が出来た時、その人と結婚をすることがあったら、上記のことをきちんと伝えるんだと決めていました。
「結婚すること」を目的にしなかったからこそのスタンスかもしれません。
ちなみにその際に「事実婚」「夫婦別姓」についても話をしています。
私はこのどちらも視野に入れていましたが、夫と話をしていく中でこれらを選択するのをやめました。
何でも自分を通したくて話し合ったわけじゃないですし、相手の考えを理解することで自分の考えが変わることもありました。
結婚して12年。自営業の妻になって5年。
そんな私達なので、夫が「仕事を辞めたい」というのは余程のことであると理解できたし、「辞めたいけど、他にやりたいことがない」と言われてもなんとなくわかるのでした。
やる気がないではなく「情熱を傾けられるものがよくわからない」印象です。
家や子どものことで頼んだ仕事は精度の高いもので返ってきます。
多分本当に「家事を全部やってほしい。私が全部稼ぐから」と決めたら、確実に私より家事はちゃんとやる人だと思います・・・(遠い目)。
私の決意次第かもしれませんね(笑)。
いろいろあった12年ですが、やはり通過点。
相変わらず結婚記念日の日も今日も、子どもが寝た後、私はデスクトップの前、夫はソファーに座ってパソコンを操作し、時々仕事のすり合せしたり、子どもの話しています。私が先に寝てしまうことが多いのですが…^^;
今は、毎年の売上目標をどう達成するかを念頭に置いていますが「生活できる収入を得ながらも、自分の時間をどう作っていくか」を考えながら過ごしています。
まとめ
ここまでが、以前のブログで書いていたものを加筆・修正したものです。
今後は、新たに書いていくので、更新はゆっくりになります。
これまで私がしてきたこと、今現在やっていることを思いつくままに書いていこうと思います。
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