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#毎日投稿
「再びベトナム戦争証跡博物館に行くことはできない」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑮
↓前回(ベトナムでは首都ホーチミン・シティのことを今でもサイゴンと呼ぶらしい)
今回、サイゴンで泊まったユースホステルも例に漏れず宿泊代に朝食が含まれていた(ベトナムのユースホステルは朝食込みのものが多い)。
でもこのユースホステルは中心街の路地裏にある雑居ビルを改造してできためちゃくちゃ狭いユースホステルで、見たところ朝ご飯を食べれる場所も、机も、椅子もない。
「どこで朝ご飯を食べれるの?
「日本のような、中国のような、ベトナムのような…不思議な街ホイアン」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑬
前回↓(アニメ好きのオーグストと一緒にフエを観光。オーグストはダナンへ、私はホイアンへ行く)
バスがホイアンに着いたのは、日が傾き始めたころだった。
地図アプリを起動させて、予約していたユースホステルへと歩く。
ユースホステルの住所と地図アプリが指す場所が微妙に違っていて、なかなかたどり着かない。近所で小さな商店を営むお母さんたちに場所を聞きまくった結果、やっとユースホステルを見つけられた。
「日本人は全員アニメ観てるわけではないのよ」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑫
↓前回(寝台列車に乗って、ハノイからフエに移動。ベトナム人とトランプ)
ハノイから統一鉄道に乗って約13時間半。
時刻は午前9時半をまわったところだった。
やっとフエに到着した。
同じ寝台車に乗っていた、社員旅行中のベトナム人グループはもういなかった。
私が二度寝している間、フエの前に停車したどこかの街で降りたらしい。
フエ駅を出ると、バイクタクシーのおじちゃん達から「タクシー?タクシ
「人生初の寝台列車に乗って、中部の都市フエに向かう」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑪
↓前回(仲良くなった日本人とハロン湾でカヌー&夜ご飯)
ハノイに来てもう6日が経ってしまった。
食堂で相席になったらほぼ必ず話しかけてくるほどフレンドリーなハノイの人々、ヘルシーで美味しいベトナム料理、各地に散らばる観光名所・・・ハノイが気に入りすぎて、こんなに多くの時間を過ごしてしまった。
私はVISAなしの観光なので、ベトナムに滞在できるのは残り9日だ。(VISAなしの場合、ベトナムに滞
「ベトナムに来て、歴史を知ることって大事だと思った」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑨
↓前回(バスで中国・南寧からベトナム・ハノイへ)
ハノイは見どころが多くて、書きたいことがたくさんある。
ハノイ滞在初日は、旧市街、ホアンキエム湖、ベトナム女性博物館、ホアロー収容所、ハノイ大教会、タンロン水上人形劇場へ行った。
さすがに全部は書ききれないので、今回はベトナム女性博物館とホアロー収容所のことを中心に書こうと思う。
実は、私が1人旅を好きな理由の1つに「自分が興味のある博物館
「ベトナム国境ちかくの街、南寧市へ」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑥
↓前回(西安をぶらぶら散策。公園で太極拳を眺めたり、日曜のマーケットへ)
西安に来て1週間が経とうとしている。有名な観光スポットから穴場スポットまで、ひととおり見終わってしまった(noteに書いていない場所もある)。
そろそろどこか別の場所に移動しよう。
私はVISAなしの入国なので、あと1週間くらいで中国を出ないといけない(VISAなしの場合、15日まで中国に滞在できる)。
中国の次は、
「西安の日曜日。公園に集う人たち、ちょっと怪しいマーケット」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑤
↓前回(ついに兵馬俑を見る。地元料理・ビャンビャンメンも食す)
今日は日曜日。
今日は・・・西安の城壁内の町を歩きまわってみようかな。
顔を洗って歯磨きして、昨日買っておいたパンをささっと食べる。
着替えて、小さめのリュックにスマホやケータイ、ユースホステルでもらった西安の地図を入れる。
私と同じドミトリーに泊まっている子で、トゥールーという中国人の女の子がいる。
トゥールーは西安に引
「兵馬俑とローカルフード・ビャンビャンメンに圧倒される」青年海外協力隊になる前、2ヵ月間1人旅した話④
前回↓(古都西安の様子、イスラム街、モスク)
今日は、西安に来た一番の目的でもある「兵馬俑」を見に行く。
兵馬俑は、紀元前221年に中国史上初めて全国統一を成し遂げた始皇帝のお墓だ。
お墓といってもただのお墓じゃなくて、始皇帝の生前の生活をそのまま死後の世界に持っていけるように、軍隊・文官・芸人・宮殿のレプリカなどが一緒に埋葬されている。
日本の歴史の教科書で写真を見たことがある人も多いと
「西安、中国の京都って聞いてたけど全然京都じゃない」青年海外協力隊になる前、2ヵ月間1人旅した話③
前回↓(乗り換え地・仁川国際空港でスパ堪能&ひと悶着)
日本を出発する前、まずは西安に行く、という話を確か母にしたと思う。
そしたら、「いいねぇ。西安は日本の京都みたいなところだもんねぇ」と言われた。
なるほど、西安は日本でいう京都みたいなところなのか。
テレビの旅番組で西安の存在を知り、旅のスタート地とするまで、私は西安のことを何1つ知らなかった。だから、「西安は京都みたいなところ」とい
青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話②「旅のスタート地点、中国の西安に着くまでも大変だった」
前回(旅の動機&日本出発)↓
韓国の仁川国際空港に到着した。
今日はこの空港に一泊しないといけない。
旅のスタート地点である中国の西安に行くには、あと1回中国の天津(天津甘栗で有名な、あの天津)で飛行機を乗り換える必要があって、天津行きの飛行機は明日のお昼11時45分発なのだ。
とりあえず、時間をつぶすために仁川国際空港を散策することにした。
ちなみに仁川国際空港はとても広くて、建物内を
青年海外協力隊になる前、2ヵ月間1人旅した話①「派遣中に死んでしまったら何を後悔するか考えた結果、旅をすることにした」
大学4年の2月、バイトから家に帰ると、ポストに1通の封筒が入っていた。
JICAからだった。
当時、私はJICAの事業の1つである青年海外協力隊に応募していて、2次試験の結果を待っているところだった。だから、この封筒の中身は合否結果の通知だとすぐに分かった。
2次試験に受かれば、晴れて青年海外協力隊に合格となる。
私は急いで家の中に入り、ハサミを探し回り、封を切った。
合格だった。
「