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#海外旅行記
「カイロ国際空港、空港だからといって気を抜いてはいけない」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑳
前回↓(タイの次はギリシャに行くことに。私にギリシャの「メテオラ」の存在を教えてくれたリサさんありがとうございます。)
2019年5月14日の夕方、私は電車でバンコクの中心地からスワンナプーム国際空港に向かっていた。
そして手元に残ったバーツ(タイの通貨)を使いきるために、駅の構内にあるカフェでタイミルクティーを注文した。
私はタイミルクティーが大好きだ。
日本で売っている普通のミルクティ
「カンボジアからタイに到着。アジアとはこれでお別れ」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑲
前回↓(中国とベトナムの国境で何かと私を助けてくれた女の子・リリーとカンボジアで再会)
カンボジアのシェムリアップ発、タイのバンコク行きの長距離バスに揺られること3時間。
カンボジアとタイの国境で、カンボジアの出国手続きとタイの入国手続きを済ませて再び長距離バスに乗りこんだ。
いよいよタイに入った。
バスはさっきまで赤土まみれの道路を走っていたのに、タイ側に入った途端キレイに整備された道路
「カンボジア最後の夜、リリーと再会」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑱
↓前回(カンボジア国民の平均年齢は24歳らしい。なぜ?)
アンコール遺跡巡りツアーが終わったあと、私には楽しみにしていたことがあった。
今日の夜、リリーと会うのだ。
中国の南寧からベトナムのハノイへ国境を超えたとき、国境の超え方がよくわからない私をなにかと助けてくれたリリーという中国人の女の子がいる。(詳しくは↓の記事)
リリーは私と同じ23歳で、1人で東南アジアを旅すると言っていた。
「おじいちゃん、おばあちゃんがいないカンボジア」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑰
↓前回(ベトナムのホーチミン・シティからカンボジアのシェムリアップへ)
シェムリアップに滞在している間は、ほとんど毎日雨が降っていた。
だから、雨が止んでいる隙をねらって遺跡巡りをした。
カンボジアのシェムリアップといえば、世界文化遺産にも登録されているアンコール遺跡!
シェムリアップには、クメール王朝(9世紀~15世紀まで存在していた王朝。今のカンボジアの元になった)時代の遺跡がたくさん
「カンボジアのシェムリアップへ」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑯
↓前回(ベトナム戦争証跡博物館でベトナム戦争時代の写真を見て衝撃を受ける)
私が旅行できる期間は2ヵ月間。
最終目的地はポルトガルと決めている。
なのに、中国とベトナムだけで4週間を費やしてしまった。
「自分の気の向くままに、行きたいところに行く」という無計画の旅でもあったけれど、ゆっくりしすぎたか・・・。
というわけで、ベトナムからカンボジアのシェムリアップに移動した。
カンボジアの
「再びベトナム戦争証跡博物館に行くことはできない」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑮
↓前回(ベトナムでは首都ホーチミン・シティのことを今でもサイゴンと呼ぶらしい)
今回、サイゴンで泊まったユースホステルも例に漏れず宿泊代に朝食が含まれていた(ベトナムのユースホステルは朝食込みのものが多い)。
でもこのユースホステルは中心街の路地裏にある雑居ビルを改造してできためちゃくちゃ狭いユースホステルで、見たところ朝ご飯を食べれる場所も、机も、椅子もない。
「どこで朝ご飯を食べれるの?
「ホーチミン・シティではなくサイゴンなのか」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑭
↓前回(古い港町、ホイアンでノスタルジックな時間)
ホイアンにあるバス会社のオフィスで、首都ホーチミン・シティ行きのバスチケットを買った。
正確に言うと、サイゴン行きのバスチケット。サイゴンとは首都ホーチミン・シティ(ホーチミン)の旧名だ。
サイゴンからホーチミン・シティへと名前が変わったのは1975年5月1日。
ずいぶん昔のことのように感じるけれど、ベトナムではいまだに首都のことを「サイ
「ベトナムに来て、歴史を知ることって大事だと思った」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑨
↓前回(バスで中国・南寧からベトナム・ハノイへ)
ハノイは見どころが多くて、書きたいことがたくさんある。
ハノイ滞在初日は、旧市街、ホアンキエム湖、ベトナム女性博物館、ホアロー収容所、ハノイ大教会、タンロン水上人形劇場へ行った。
さすがに全部は書ききれないので、今回はベトナム女性博物館とホアロー収容所のことを中心に書こうと思う。
実は、私が1人旅を好きな理由の1つに「自分が興味のある博物館
「バスで南寧からハノイへ。リリーと出合う」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑧
↓前回(ベトナム行きチケットゲット!グルメストリートをうろちょろ)
4月27日8時20分、南寧国際バスターミナル発、ベトナム・ハノイ行きのバスに乗った。
寝坊しなかった。良かった。
ちなみに、バスといっても10人くらいが乗れる小さなものだった。
シートがフカフカで、乗り心地は思ったよりも快適だった。
車窓から見える不思議な形をした石灰岩の山々(中国の桂林からベトナムのニンビンにかけては、
「南寧市はB級グルメの街だった」青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話⑦
↓前回(西安から南寧市へ移動、おいしいゆで餃子を堪能)
中国、南寧市に来て2日目。
今日は、ハノイ(ベトナム)行きのバスチケットを買うためにバスターミナルへ行く予定だ。
ベッドから起き上がると、また蚊に刺されていることに気が付いた。
毎日夜寝るまえ、西安のドラッグストアで買った蚊よけスプレーをしているのだけれど、あまり効いていない気が・・・。
気を取り直して、出かける準備をしてユースホス
「兵馬俑とローカルフード・ビャンビャンメンに圧倒される」青年海外協力隊になる前、2ヵ月間1人旅した話④
前回↓(古都西安の様子、イスラム街、モスク)
今日は、西安に来た一番の目的でもある「兵馬俑」を見に行く。
兵馬俑は、紀元前221年に中国史上初めて全国統一を成し遂げた始皇帝のお墓だ。
お墓といってもただのお墓じゃなくて、始皇帝の生前の生活をそのまま死後の世界に持っていけるように、軍隊・文官・芸人・宮殿のレプリカなどが一緒に埋葬されている。
日本の歴史の教科書で写真を見たことがある人も多いと
「西安、中国の京都って聞いてたけど全然京都じゃない」青年海外協力隊になる前、2ヵ月間1人旅した話③
前回↓(乗り換え地・仁川国際空港でスパ堪能&ひと悶着)
日本を出発する前、まずは西安に行く、という話を確か母にしたと思う。
そしたら、「いいねぇ。西安は日本の京都みたいなところだもんねぇ」と言われた。
なるほど、西安は日本でいう京都みたいなところなのか。
テレビの旅番組で西安の存在を知り、旅のスタート地とするまで、私は西安のことを何1つ知らなかった。だから、「西安は京都みたいなところ」とい
青年海外協力隊になる前、2か月間1人旅した話②「旅のスタート地点、中国の西安に着くまでも大変だった」
前回(旅の動機&日本出発)↓
韓国の仁川国際空港に到着した。
今日はこの空港に一泊しないといけない。
旅のスタート地点である中国の西安に行くには、あと1回中国の天津(天津甘栗で有名な、あの天津)で飛行機を乗り換える必要があって、天津行きの飛行機は明日のお昼11時45分発なのだ。
とりあえず、時間をつぶすために仁川国際空港を散策することにした。
ちなみに仁川国際空港はとても広くて、建物内を