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タイ旅行に行ってきた

友人夫婦の結婚10周年のお祝いでタイ旅行に行ってきた。
結婚10周年のお祝いで盛大にパーティをする、自分たちがここまで仲良くやってこれたのはここにいるみんなのおかげだよ、をパーティだけではなく、おいしいご飯やお酒、バンドやタイの踊り、観光ツアーガイドまでセットでおもてなし。とにかく10周年を迎えた夫婦からみんなへの感謝の想いがたくさん詰まった旅だった。

私は夫と10周年を祝うパーティをするだろうか?ってのも想像した。いや、多分しない。そんなキャラじゃない。ひっそりと10周年の結婚記念日すら忘れて、「あぁ気づいたら10年だっけ?11年だっけ?私たちらしいねそれも」とか言ってそう。
なぜかって結婚してから毎年結婚記念日は義母からのリマインダーメールで思い出すんだから。

友人夫婦を見ていると、夫婦ってその二人だけで夫婦になれるのではなく、きっと周囲の家族や友人、同僚、関わる人すべてといい感じに深いつながりができて、そして夫婦ってものになる、というか「こんな夫婦だよね」って認知されることなのかなって思った。

話は変わって、今回は参加メンバーもなかなか色とりどりで楽しかった。
ニューヨーク、サンフランシスコ、日本、インド、タイから参加者が集結。国籍も色とりどり。
私は五年以上ぶりに会う人や初めましての人がいたし、日本での生活をも五年目を過ぎ英語も家で適当な視座低めの会話しかしてないので、初め(というか結局旅の最後までかも)人見知りちっくな感じになってしまっていた。
もともと五人以上が集まったら自分から率先して話題を振って場を盛り上げるのは苦手。。。って思ってしまうタイプだし。。久々の日本人以外の多国籍メンバーで彼らのストレートなコミュニケーションに圧倒されてしまったのだきっと。

しかし毎回本当に感心するのは、彼らは、おそらくニューヨークに住んでいる、ということも大いに関係がありそうだけれど、自分の英語が正しかろうが、そうでなかろうが、自分の考えをまったく躊躇せず表現するなって思うところ。彼らのパワーは本当にすごい。しかもどんな話題のトピックでも「私はこう思う」って言えるところはとっても見習いたいな~って思う。

それに負けじと子供(六歳)も全然違うトピックで大人相手に切り込んで話の輪に入ってた。気づいたら輪の中心でタイごはんは辛くて苦手だの保育園に好きな子がいるだの色々英語でどば~~~~って語ってた。まじすごい。タイ人に会えばコップンカーって自信満々に挨拶してるし。我が子とは思えない度胸。このまま度胸を持ったまま育ってほしい。他者の目線とか気にして失敗を恐れる子にならないでほしいな~。

そして何を私は一番反省したか(というか悔しかった)って、彼らと時間を過ごしてる間、自分がいかに日本の空気読む系の雰囲気に染まっているということに気づいたこと。特にタイミング的にもアメリカ大統領選のあとだったので、そういう系の話題とか、なんか遠慮しちゃってる自分がいた。(しかもみんなと語れるほど強く思うところもなかった、しゃーないじゃんって思ってたってのも反省の一つ)

あとはタイに行って、自分があまりにもタイについて無知であったか。彼らが祖国に対してどんなことを思い、どんな希望を持っているのか。日本や日本人、その他の国に対してどんなことをイメージし、思っているのか。
生れも育ちもタイ、という知人とお茶したときに色々な話を聞いて、もっと勉強してきてからお茶すりゃよかったな、気の利いた質問ができない。。という不甲斐なさを感じながらも、ノンバーバルで伝えたいことってこんなこと?みたいな感覚もいくつかキャッチした。
まだ言語化は全然できないのでこの場ではしないけれど、タイについてもうちょっと知ろうと思っている。

この知りたい感じとか、今後タイの友人たちに対する関わり方ってどんな感じなんだろう?とかについて考えたり実践したりするのって、ICFコアバリューでいう人間性とか公平性体現につながる?コアコンピテンシーでいうとコーチングマインドの体現なのかな?とかもうっすら思ったりしていた。


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