組織として人を動かす
#1ヶ月書くチャレンジ Day12は
自分の得意なこと。
得意なことを「これ、得意です!」って言うのって勇気あるなって思ったけど、「これはやっていてよかったな」「うまくいったな」くらいの気持ちで書いてみようと思う。
担任一年目は色々と失敗したので、二年目三年目や二回目は、クラス運営を組織として人を動かすことを意識して取り組んだ。
まず始業式、自己紹介、委員会決めなど最初のオリエンテーションの時間に、とにかく生徒たちを観察しまくった。
先生の中には、その時間に他の仕事をしたり、生徒に任せて職員室にいたりする人もいるけど、私は徹底して同じ時間を過ごして、口出しはせず、観察していた。
リーダー。ムードメーカー。サポートする人。コツコツ頑張れる人。誰かと誰かを繋げられる人。自分を出す人、出さない人。
そしてクラスの中でどんな役割として活躍できそうか一人ひとりに伝えていった。
クラスの中でのバランスや仲の良さ、キャラクターを考えて
「こんなふうに活躍できると思う」
「こんなことを期待している」
「〇〇とか⬜︎⬜︎はこうでしょ?だから…」
みたいに具体的に伝えていった。
行事の時も私が全体を動かすのではなく、
実行委員の子たちと、とにかくたくさんたくさん話した。
クラスだけじゃなく、学年でも実行委員を集めて学年全体での底上げを目指した。
クラスの子たちにはこう伝えた。
「クラスみんなで仲良くしようとは言わない。
合わない人もいるだろうし、仲良しこよしのクラスにならなくていい。
でも、たまたまこのメンバーがこのクラスに集まったから、行事やクラスの中では自分ができることでクラスに貢献して、何ができるか考えて動いて欲しい。」
もちろん難しいこともたくさんあったけど、
とても良いクラスになった。
良い組織になった。
一人一人は色んな形で自信をつけた。
「信頼」がキーワードのクラスになった。
どんなことがあったかは、またいつか。
この人の動かし方は、どこでも通用するって思うのです。