10,000kmの遠距離がまた始まる。
こんにちは、Yuccaです。
2017年11月からフランス人の彼氏と交際していて、現在はフランス・リヨンに観光ビザで1月から3カ月間います。ついに明後日帰国になります。
国際遠距離歴6年ですが、心情をつらつらと綴っていきたいと思います。
8回目の空港での別れ
わたしたちにとって、空港が久しぶりの再会と、次いつ会えるかわからないお別れの場所になっています。なので、空港というと少し複雑な場所になっています。
会える時はとても嬉しくて、お別れの時はとてもつらい。
今回で8回目の別れになります。
次にいつ会えるかわかりません。
おそらく今年のいつか、日本で。でも、わからない。
それがなにより一番つらいのです。
明後日、LYS(リヨン・サンテグジュペリ空港)からCDG経由で帰国しますが
また空港で泣いてしまいそうで…今から心の準備をしています。
今後のこと
私は社会人5年目の代ですが、離職中です。
今回は離職してフランスに来て3カ月だけ同棲していました。
わたしは日本に帰国してから転職活動を始めて日本で働こうと思っています。というのも、彼氏はエンジニアで今年の9月でようやく2年の社会人経験になります。彼が日本で仕事を探したほうがいいのではないか、という結論に至ったので今後は日本で二人で暮らせる道を探っていこうかと思っています。
とはいえ、まだ確実なことはないのが不安な気持ちを掻き立てます。
日本か、フランスか
わたしは幼少期に父親の仕事の都合でシンガポールに4年間住んでいました。その経験から海外への関心、海外に住むことの憧れが強くあります。
今後彼と日本で生活するか、はたまたフランスで生活するか。
まだ決まっていません。
日本も、フランスも、両方いい面と悪い面が同じくらいある。
日本で働きたいとはあまり思わないけれど、なにかと便利で家族も友人もいる。仕事もがんばれば見つけられる。
フランスは仕事を探すのはハードルが高そうで、語学の壁ももちろんある。
でも、将来子育てを考えたときに子供を育てやすいのはフランスかな・・・
などなど。
国際恋愛カップルあるあるなのかはわかりませんが、
私たちはお互いがお互いの国に留学した経験があります。
なので、「どちらでもいい」スタンスなので決まりません。(ありがたいのか、わかりませんが。。。)
とにかく、前向きに
2017年、フランス留学をしていた際に今の彼と出会いました。
でも付き合い始めたのは帰国1か月前、それから実際に会えた期間は交際期間の半分。それがとてつもなく切ないときもありました。
おまけに新型コロナウイルスの蔓延に伴い、会いたくても会えない状況に。
誰も責められない状況に頭を抱えて涙すること、たくさんありました。
でも、学生の時に出会って、交際して、お互い違う国で社会人になりながらもここまで来ることができて、あと少しの辛抱で一緒になれる瞬間が来ると今回でなんとなく確信できました。これだけ長い期間耐えてこられたし、その期間で築き上げてきた信頼関係があるならこれからも大丈夫だ、と。
遠距離という存在が頭の中を独占して、なにもできなくて一人で涙したこと本当にたくさんあったし、「別れ」という選択肢も何度もよぎりました。
ネガティヴになってもなにも解決しないから、とにかく前を向いてその時が来るのを待とう、という気持ちです。
「遠距離の乗り越え方」という記事を見ては…
遠距離は誰にとってもつらいものです。
まわりに遠距離をしている人があまりいなかったので相談もできない日々が私にとってはさらにつらかったです。
暇を持て余していた社会人1-3年目の頃はネットで「遠距離の乗り越え方」という記事を見ては、落ち込んでいました。
それらの記事に載っているような乗り越え方は私にはできなかったからです。
でも、それでも6年経って、遠距離で次にいつ会えるかもわからなくても、毎日電話とチャットをして、まだ完全に乗り越えたわけではないですが、乗り越えてこれた。
それが自信になりました。
だからもしこの記事を見ている同じ境遇の方がいたらネットのやり方とかできなくても相手を信頼して、乗り越えてほしいなあと思います。
少なくとも忍耐は必要ですが…。
さいごに
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
これから転職活動を始めるのですでに不安と緊張でいっぱいです。
時には「私に合う会社あるかな」とか「本当にうまくやっていけるかな」という気持ちでネガティブになりそうなことたくさんあります。
(私は基本心配性でネガティブ思考なので…)
それでも、彼との一緒の生活を心待ちにしつつ、まずは一社会人として輝けるように、前を向いてがんばっていこうとおもいます。
Yucca