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Web業界ではなく、メーカーへの転職を決めた話

こんにちは、Yuccaです。
現在離職中の社会人5年目です。

WEB業界へ転身するため、デジハリで1月からWEBデザインの勉強をしていたのですが、いろいろありもともと働いていたメーカー業界への転職を決めました。

WEBデザイン自体は楽しかった

1~3月の3カ月間、フランス・リヨンに滞在しながらオンラインで集中的にWEBデザインの勉強をしていました。
adobe製品なんて全く触ったこともなかった私が今やイラレやPhotoshop、Dreamweaver、Adobe Xdのアプリケーションを使えるようになりました。
現在は卒業制作に取り組んでおり、あと2週間で学習期間が終わろうとしています。
WEBデザインは楽しかったし、これが仕事にできればいいな、とも思いました。
でも、WEB業界への転職は選択しませんでした。

最終的にメーカーを選んだ理由

次の職種は品質保証です。
文系ですが、なんと技術職。
なぜWEB業界ではなくメーカーを選んだのか、以下に記していきたいと思います。

①"グローバル"という軸
まず、改めて自己分析をした中で自分の軸が"グローバル"で固まっていました。それは幼少期に父親の仕事の都合でシンガポールに在住した経験に基づいていたとおもいます。
WEB業界はほとんど国内で完結、という風に気づいたのです。
その点メーカーはグローバル展開している企業が多く、海外にも多く拠点があるので海外の方と働ける機会が多いと感じています。(メールや電話ベースですが)それがわたしのやりがいに繋がっているので、その点は譲ることができませんでした。

②働き方
私はフランス人の彼氏と日本とフランスの違いについてよく話すことがあるのですが、日本の労働環境は全体的に悪め。
給料はそこまでよくないから、残業で働いて稼ぐ。or 業務量が多いから残業を強いられる。というように残業が当たり前の文化が根強いです。(前職の体験談)
私は人生=労働、という風に絶対にしたくなかったので、ワークライフバランスの整っているメーカーがいいと自然に思ったのです。
WEB業界は納期に追われて残業が多いということを小耳にはさんだので、そこまで人生を労働に振りたくないな、、と思ってしまいました。

まさに日本人は、
On vit pour travailler.(働くために生きる)
理想は、
On travaillle pour vivre. (生きるために働く)

③住む場所
現在首都圏の実家に暮らしていますが、ずっと首都圏から出て田舎で一人暮らしをしたい、と思っていました。
社会人1~3年目の時に長野県で一人暮らしをしていて、本当に心地よかったことが今でも忘れられません。
首都圏は人が多すぎるし、長時間通勤に満員電車。都内で一人暮らしをするにも家賃が高すぎて十分な家賃補助がないと一人暮らしもできない。

首都圏での生活は私にとってとても耐えられたものではないし、人本来の働き方・生き方ではないと思っていました。
そこで今回たまたま見つけたのは、前職までの経験が活かせそうな田舎にある会社の求人。応募したところとんとん拍子で選考が進み、無事内定をいただくことができたのでそこで働くことに決めました。
ずっと一人暮らしがしたかったので、今からわくわくした気持ちでいっぱいです!

④情熱の欠如
未経験からWEBデザイナーになられた方、たくさんいらっしゃると思います。その方々を見ていると、情熱の塊だと感じます。

「絶対にWEBデザイナーになる!」という熱い意志でポートフォリオの作成や就職活動をされている方が実際にWEBデザイナーになられている印象。
一方私は、昨年末に離職していたこともあり、そろそろ収入がないと厳しかったのです。

また、"あと半年をWEBデザイナーになるために人生を賭けられるか"、と自問したときに、答えは「NO」でした。
離職期間が長引けば転職活動に影響が出るし、そもそもそろそろ収入がないと、、、という気持ちであきらめてしまいました。

これからをどう過ごすかで決まる

今回、田舎のメーカー勤務を決め、引っ越しを伴い新しい生活が始まることになります。
「人生に失敗はない」
そう思って、新しい生活を楽しんで生活基盤を築いていきたいです。

ただ、私には「フランスで暮らす」という人生の目標があります。
その夢に向かって自己啓発や努力することも忘れずにいきたいです。

お読みいただきありがとうございました!

Yucca


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