一手間が価値をうむ
とっても豊かになった現代。
なんでも物は手に入るし、アマゾンを使えば数時間後には配達される世の中。
便利で便利すぎる世の中になりました。
どの商品も似ていて、差別化が難しいのも現実です。
消費者にいかに「買って損をしない」印象をもってもらうかが一つのキーとなります。
その中で、最近納得した出来事がありました。
コーヒーの作り方です。
うちは、いつも旦那さんが早くに起きて早く仕事に行くので、彼がコーヒーを作ります。
時間がないので、コーヒー豆をグラインドして機械にセットしてボタンを押すだけです。
それでも数分の時間を要するし、彼にはいっぱいいっぱいの朝のルーティンの一つです。
2日前に私のほうが朝早く起きてしました。自然にです。
いつもはベッドでゴロゴロしていることが多いのですが、起きたくなりました。
そして、私がコーヒーを作ったのです。
ハンドクラフトです。
同じ豆で同じようにグラインドして、お湯を沸かし、1カップずつコーヒーを入れていく。
作っている私には、コーヒーの香りがとっても癒しになったし、同じ豆なのにコーヒーの味が全然違います。
例えるなら、いつもの機械のコーヒーが「スターバックス」で、ハンドクラフトのコーヒーは1杯1000円する「コーヒー屋」さんです。
スタバのコーヒーが300円だとすると、700円の利益をうむことができます。
世の中は忙しすぎて、全て効率化を目指すようになっています。
それにはそれで価値があります。
一方で効率化を目指しすぎている問題点があります。
その一つが、愛情をかけるという点じゃないでしょうか。
愛は目に見えないし、信じなかったり感じなかったりする場合も多くあります。
しかし、愛は何かをよりよくする力があるのです。
誰でも一度は経験あるのではないでしょうか。
同じものなのに、あの人がくれたから「特別」に感じることはありませんか。
コーヒーも一緒です。
「おいしいコーヒーにな〜れ」と唱えながら入れたり、旦那さんが「おいしい」という喜ぶ顔が見えたりしながらコーヒーを入れると、コーヒーに伝わるんですよね。
それで「おいしい」ものとなるわけです。
これってちょっとした時間で、ただただ愛情をかけるだけです。
愛情は「物」を通じて、伝わることもあるんですよね。
こうすることで、リピート率が高まったり、ここカナダでは「Tip」を多く払ったりもらったりできるわけです。
自分が「いや」という感情にならずに続けることが大事なので、
いつもやりましょうとか、誰かに「やりなさい」といってうまれるものではありません。
これは個人の力なんですね。
あなたは、この個人の力を使って生きていますか。
自分が頑張っても給料上がらないから、適当でいいや。
私だけ頑張っても損するだけだから、やらなくていいや。
みんなやってないし、いいでしょう。
多くの人が思いがちな考え方パターンです。
多くの人がやらないことを「あなた」がやると、、、
あなたの世界が変わり始まりますよ。
ほんのちょっとです。変えてみてください。
でも、これって変えた人しか経験できない領域なので、
信じられないならどうぞ今までの人生を送ってください。
あなたの行動にちょっと愛がこもると、
あなたへの印象が変わりますよ😊
それは「物」を通して愛を相手に渡してくれる場合もありますので、
いろいろな行動に「愛」をこめるといいと思います。
料理をつくることでも、買い物に行く時でも。
無料でちょっとした時間でできる行動を行ってみてくださいね。