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嬉しかった時を思い出す旅から帰還した
先日、嬉しかった時を思い出す旅に出る宣言をしました。
私は以前まで「周りの人がイライラしてない状態」が自分の過ごしやすい環境だったので、周りの人の気分が良い状態を自分にとっての嬉しい瞬間だと思っていました。
でも、『「繊細さん」の幸せリスト』を読んで、他人次第で決まる嬉しさではなく自分にとっての嬉しさ・幸せは何かを探した方がよさそうだなと思ったんです。
当たり前かもしれないけれど、私は自分にとっての嬉しさを探す旅に出ました。
旅といっても、ノートとペンをもって、家から一番近い本屋さんに併設されたカフェで、モンブランを食べながら思い出すものです。
少し話はそれますが、みなさんの落ち着く場所とか好きな場所ってどこなんでしょうか。家という方もいると思いますし、決まったカフェがある方もいらっしゃるかもしれません。
実は今年、自分にとっての第2の実家みたいな心落ち着く場所を見つける目標を立てているので、私も見つけられたらなと思います。
本屋に併設されたカフェで嬉しかった思い出を書き出しました。
小学生から今現在に至るまで自分がどんなことを嬉しかったこととして記憶しているのか書き出すと、やっぱり大切な思い出は鮮明に記憶に残っていて、懐かしい気持ちで心がジーンとしました。
先に言ってしまうと、今まで嬉しかったことを並べると下の4つでした。
・文章や絵をかくこと
・誰かと共同して一つのものを作り上げること
・いろいろな人と話をすること
・好きなことを頑張ること
もし興味があったら以下ご覧ください!
小学生の頃は皆さんどんな小学生でしたか?
私は給食の揚げパンが大好きで、学校から帰ると必ず水戸黄門をみる小学生でした。作文を書いたり絵を描いたりするのが好きだったことも思い出しました。あの頃書いた作文や絵はもうあまり残っていないですが、文集などにまとまっているものを家に帰って読み返したら、懐かしさと恥ずかしさでなんとも言えない気持ちになりました。
でも素直で頑張って書いている小学生の文章は今とは違うなと感じます。
自分の作文や絵を褒めてもらえる機会が小学生の時は自然と多く、自分の作品を褒めてもらうと自分の努力やセンスまで認められたような気がして嬉しかったなぁと思い出しました。
中学生の頃は、部活やそのほかの活動でも誰かと何かをすることが大好きでした。みんなで計画したり準備をしたり放課後残ってモノづくりをしたり、最後に完成した後のみんなで味わう達成感が大好きで、中学生時代では誰かと共同して何かをすることが嬉しかったことだなあと思っています。
高校の頃は、学外のビッグバンドに所属して大勢でジャズを演奏していたのですが、普段交流しない高校以外のコミュニティがあることが私にとってはとても貴重な体験でした。
学校ももちろん楽しかったのですが、学校以外のコミュニティに属していろんな年代の方と交流することで、視野がぐんと広がりましたし、何より話していて面白かったのを覚えています。
年齢も住むところも違う人と交流すると、毎回新しい発見があり、私にとってそれはとっても得しているような気分になる特別な経験でした。
大学時代、とにかく周りには努力する学生が多かったなと思います。勉強だけではありません。趣味に100%、バイトに100%、部活に100%、自分の好きに正直に100%の力を出し切る学生が周りにいたことが、私にとってとてもポジティブな刺激になっていました。
卒業論文を書くのが4年生の頃は何よりも苦しかったですが、何よりも楽しかった出来事でした。自分が決めた研究を1年かけて研究し尽くせるのって、社会人になったらそうできることではないなと、今は思っているので、卒業論文の期間はありがたかったなと思います。
好きなことを頑張ることが嬉しいって、当たり前なようでとても貴重なことなんじゃないか?と今は思います。当たり前のことなら、誰もができて当たり前な世の中になれば良いのですが、今はちょっと難しそうな気がします。
こうやって振り返ると、自分が嬉しいと思ったことってどの時代も似ているなと分かりました。時がたっても自分がときめく瞬間に大きな変わりはない。まだ24年しか生きていませんが、もしかしたらこれから先もときめく瞬間て似ているんじゃないのかなとも思いました。わからないけど。
嬉しかったことを思い出す旅に出て良い記憶にたくさん触れることで、
温かい気持ちになりました。
これまでの人生良い事がたくさんあったんだなと気づきました。
私の人生に関わってくれた人に会いたくなりました。
少し自分を知れて嬉しくなりました。
またこれから先、「今、私は自分の嬉しいを優先して生きることができてるか?」と疑問に思うことがあった時、嬉しかった時を思い出す旅のことを思い出したいと思います。
他人本意ではなく自分中心の嬉しさを大切に。