
犬と暮らして感じたこと
私は以前スペインで柴犬の女の子と暮らしていました。(写真)
その時の思い出や経験はかけがえのない宝物になっています。
そこで今回は犬との生活についてお話したいと思います。
はじめに犬と暮らすことになったきっかけは、元夫の家族がみんな犬を飼っていて、週末に親族で集まる習慣があったため犬達の世話をみんなでして分け隔てなく可愛いがっていました。
その中でどんどん犬への愛が増して一緒に暮らしたいと思いお迎えすることを決めました。
スペインではペットショップでの犬猫販売は禁止されていたため、ネットで検索し家庭で産まれたパピーの里親を探していた人に巡りあい、生後2ヶ月くらいの子を迎え入れました。
名前はクマ。
由来は、初めてクマの動画を見たとき熊みたいな顔をしていたのと、スペインでは女性の名前の最後が「a」で終わるのが一般的で、さらにスペイン人も発音しやすい日本語だったのでクマにしました。
はじめの頃は同じ部屋のソファで数日寝て夜泣きに付き添い、トイレトレーニングがうまくいかずネットで調べたりSNSで見知らぬ人に相談したり四苦八苦。
それでも可愛い我が子に癒され疲れなんて忘れていました。
初めてのお散歩、シャンプー、遠出などクマは色々な経験し、だんだんと表情も増え行動も変わり、賢くなったり甘えたり思いっきり喜んだり人間となんら変わらないと感じました。
私にも変化がありました。
・夫婦間のコミュニケーション増えた
・母性が芽生え表情も感情も豊かに
・毎日の散歩による体型維持
・イタズラされないように物を床に置かなくなったり掃除をよくするため部屋が綺麗に保てる
・町内の人との触れ合い増加
など、たくさんの変化で人間的に成長させてもらいました。
「ペットは家族の一員だ」とよく聞きますが、犬と暮らす前はその気持ちがわかりませんでした。
でも今は同意できます。
家族であり子供であり友達のような存在です。
クマがうちに来て2年半くらい経ってスペイン人の夫と離婚することになり帰国。
クマの幸せを思うと日本に連れて帰ってくることはできませんでした。離ればなれになってしまいましたがたまに写真や動画を送ってくれるのでクマの元気で楽しそうな顔を見ては癒されてます。
本音を言うと寂しいです。
とっても。
でもきっとまた会える。
どうか元気でいてね。
犬と暮らしてみて、犬が大好きになり犬と共生する素晴らしさを知ることができました。
今はとある保護犬施設で働いています。
大好きな犬と関われるお仕事ができて嬉しさもありますが、犬のことを日々学べますし微力かもしれませんが犬への恩返しができたらと思って働いています。
私達人間と犬達がお互い幸せに共生できる世界が実現するお手伝いができれば私も幸せです。
そしてまたいつか犬と暮らしたい、そう強く思っています。
このブログでは私が再び犬と暮らすまでの道のりを綴っていけたらなと思っております。
わんちゃんと暮らしている皆さんは
一緒に暮らしてどのような変化がありましたか?
Hope you all feel happy ♡