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目を向けるべきは、『未来』

先日、コミック版『鏡の法則』を読んだ。確かに読んではみた。だけど、その本から受け取るものが間違っているんじゃないかと思って、返却前にもう一度読んでみた。それでね、わかった。どうしてパッとしなかったのか。

それは、やっぱり私の心に原因があったんだと思う。

はじめのうちは、どんな話なんだろう…という一心で読み進めていたのが、だんだんと主人公に共感こそするものの、心のどこかでは「自分には該当しない」みたいな部分があったんだと思う。

その結果、書いたのがこの間の感想だ。
感想と言うよりはむしろ、自分の経験だけを述べるにとどまり、なんの役にも立っていない。

そして、2回目を読むに当たり、実はその直前にまたも息子との衝突があった。

時間ギリギリで行動する息子に対し、イライラ…
反抗してくる息子にまたイライラ…
なんだか言いたいことも我慢しているような様子に、さらに…

でね、とっても大事なコトに気づいた。
目を向けるべきは『過去』ではなく『未来』、これからなんだって。

本を読んでるときに、
「私って結構感謝できてるんじゃないか?」とか
「このタイミングがきっとこの本でいうところの○○なんじゃないか」とか
思っちゃってた。
なに考えてんねん!!って全力で突っ込みたくなるんだけど。

そうじゃなくって…
「あのときこうだったから」とか
「あのときこうしていたから」とか
確かに過去があって今があるわけだけど、そういうのじゃない。

今の自分にちゃんと向き合うってことが大切なんだと。

そう思うと、『許し』っていうのが今の私のキーになってくるのかも。ただ単純に『夫のことを許せていない』っていう事実が見えてきた気がした。

今はうまいこと仲良く過ごせているけれど、彼が過去に私に放った言葉や態度に対して、きっとまだ心のどこか奥底で、許せていないんだと思う。

本には、許そうと思う「気持ちは後からついてくる」って書いてあったので、近々私もちゃんと実践しなきゃいけないな、って思ったのです。

今の自分と向き合って、自分がどう思って、どんなことを感じているのか…
それをこれから改善したいと思うのなら、その作業が必要なんだな、って。

なんだかよくわからなくなっちゃったけれど、でもただ1つ確実にわかったことは、心と現実は、私が思っている以上に密接にリンクしているということ。

人って不思議だ。
でも、心の中のわだかまりをきちんと取りのぞいて、それがこれからに繋がるかもしれないっていうのを知っているだけで、トライしてみようって思える。
知らなかったら、たぶんそのまま。なんの変化もなく生きていくんだろう。
今気がつけて良かった。

そう、目を向けるべきは『未来』なんだ。

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