20191124ひのはら地球の学校レポート「道作り インドアプログラム①やわらか回路で光る森づくり」
AIや最先端技術、プログラミングと聞いて、あなたは何を思いますか?
私は・・・ロマンを感じますっ!!!!!
確かに多くの仕事が奪われるとか、ゲームやパソコン漬けになる人など、ネガティブな話も多く聞きますが、やっぱり未来的なものってウキウキするじゃないですか。
ロボットと聞けば、ドラえもんにコロ助、ガンダムやC-3PO、R2-D2・・・みんなみんな大好きです。
そんな愉快なロボットたちを自分たちで作って、友達になれる。もしかしたら、私の代わりに面倒くさい仕事もやってくれる?!と考えると、もうワクワクです!
眼をつぶれば見えます。
檜原村の森の中で、最先端技術を駆使しながら、遊びに彩を加える子どもたち・・・
ドローンを飛ばしてみたり、LEDをチカチカさせてみたり、センサーを使って装置を作ってみたり。
プログラミングなどの最先端技術は、子どもたちを創造体験へ導く新たなるパスポートです!!どんどん楽しく!やっていきましょう!!!
まずは「やわらか回路」から
ひのはら地球の学校インドアプログラム第一弾は「やわらか回路」です。
アメリカのセント・トーマス大学プレイフル・ラーニング・ラボ代表、現役ママのアンマリ―・トーマスが娘たちのために開発した伝導性粘土&絶縁粘土!
キッチンで出来る科学ということで、材料は小麦粉や塩、水など、ほとんどキッチンにあるもので作ることが出来ます。
お口に入れても大丈夫なので、4歳ぐらいの子から回路遊びが出来てしまうという優れものです。
ひのはら地球の学校、今回のテーマは「道づくり」
道を通っているのは人だけじゃないよね?今日は、電気の道をみんなで体験して、感じてみよう!
伝導性粘土と絶縁粘土を五感で楽しむ!
取り出したるは伝導性粘土と絶縁粘土!
今回は、ゆかんこが自宅のキッチンで作ってきたよ!!
「さてさて・・・この粘土なにで出来ていると思う?!」
「小麦粉!!」
「水!!!」
「それだけで、電気は通るかな?ちょっと食べてみない?」
「えーーーー!いやだーーっ!!!!」
ちゃんと警戒心のある子どもたち(笑)
「大丈夫だって!ほら!」
とゆかんこが代表してパクリ。
すると子どもたちもペロリ・・・
「なにこれーー!!!しょっぱいーーーー!!!!!」
「オホホホ・・・これはねー大量の塩が入っているんだよー!電気はね。塩水に通せるんだよ~」
「じゃあ次は、絶縁粘土!食べてみる人―!!!!!」
「シーーーン(もう絶対に騙されないぞ)」
「そうか。。じゃあ匂いを嗅いでみて?」
「クンクン・・・なんか甘い匂いがする!」
「そうそう!こっちはね、砂糖がいっぱい入っているの。それとね、電気を通さない”純水”っていう水が入っているんだ。焼いたらクッキーになるかもね!」
楽しい粘土の試食会の後は、伝導性粘土と絶縁粘土の使い方について簡単にレクチャー
粘土に絵の具を混ぜて、それぞれで色付けし、電池を繋げ、LEDを光らせてみます。
点いたねーーー!!!!
早速、ありったけの電池を繋げて明るくしていく子も・・・
こちらが教えなくてもドンドン前へ進んでいく子どもたち!
やわらか回路は幼児でも楽しむことが出来るので、こんなに小さなボクもお父さんと一緒に回路あそび!!
光る森を表現してみよう!!
みんなが伝導性粘土と絶縁粘土の使い方が分かってきたところで、ゆかんこからのお題の発表!
「粘土はいっぱいあるからね!みんなで光る森を作ってみよう!!」
「はーーーーい!!!!」
やわらか回路ですが、簡単そうに見えて、実はちょっぴり難しい。
なぜかというと、LEDの+と-の方向が間違えていたら点かないし、伝導性粘土同士がくっついてショートを起こしていると点かない。
「出来たー!!!・・・ん?点かないぞ・・・モヤモヤ」
いたるところで作ったり、作り直したりが繰り返されています。
これが私の大好きな "ティンカリング”
・・・”いじくり回す”という意味で、やわらか回路の一番の魅力でもあります。
粘土なので、いくらでもやり直せる。
失敗しても、それほどへこたれないで済む。
途中で諦めてしまう子も少なく、地道に最後までやり遂げてくれます。
あんまりにも光らない場合は大人がサポート
「中を通っている電気のことを考えてごらん?
電気はね、私たちと同じで近道が好きなんだ。ココとココがくっついていると、このLEDの橋は渡ってくれないんじゃないかな?」
「・・・・・・・!!!!!分かった!!!!!!!」
と黙々と作業に取り掛かっていく子どもたち。
見えないモノを感じる力を少しずつ養っていっているのが分かります。
自分らしく装飾を加えられるのも、やわらか回路の良いところ。
伝導性粘土も絶縁粘土も同じ色にして、境目を分からなくした台に、竹串を使って木を作り、リンゴの木を飾ってくれた子
ありったけの粘土を使って、きのこ!だとかミカン!と沢山変容させた結果、お父さんのサポートを受けながら大きなクリスマスツリーを作った子
回路の特性を良く理解してる彼は、とにかくLEDと電池をいっぱい繋げて、最後は指で反応するスイッチまで作りました。
みんなの作品を集めて森にしてみよう!
最後はみんなの作品を一つのテーブルに集めて点灯!!!
クリスマスが近かったので、ツリーのデザインの子が多く見られました。
まったく光らないけど可愛い!!!LEDのキノコは私のお気に入りですwww
みんなの作品を見てみます。
こうやって下から覗くと森みたいに見えるよっ!!!!
考えるのが面白かった!!!!
最後は、みんなで振り返りの時間です。
「みんなー今日はどうだったー?」
「光るのが面白かった!!!」
「色を付けられるのが良かった!!」
「うーーーん。考えるのが面白かった!!!」
素敵な感想だね!!!
子どもたちは、自分らしい何かを表現するのが大好き。
そして「考える」のも大好きなんだ!
これからも地球の学校で、いっぱい考えたり、モヤモヤしたり、スッキリしたりして行こうねーー!!!!
つぎのフィールドワークは1月です
みんなで暖かな雑煮を囲みます。もちろん!道づくりも本番です。
普段、街中では感じられない四季折々の風景と、
動物たちの営みを感じられる檜原村で、
自然を感じ地球を愛する子ども達が、輝ける瞬間を大切にしていきます。
好奇心をエンジンに、
秘めた創造力を探す場所「ひのはら地球の学校」
単発参加(一家族5000円)も可能です!
ご予約はコチラ
https://osoto.co.jp/2019/08/31/hinohara-chikyuschool/
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プロジェクトスケジュール!!
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11月10日(日) フィールドプログラム①
「道作り、木の地図を描いてみよう」
講師:東京チェンソーズ青木氏(仮)、木田氏(仮)
10:00 檜原村 払沢園(ほっさわえん)集合
10:00~11:00フィールドまでハイキング・自然観察
11:00~12:00アイスブレイク・道作りWS
12:00~13:00昼食
13:00~14:30道作りWS
14:30~15:30下山・解散
11月24日(日) インドアプログラム②
「フィールドワークふりかえり、森を彩る電子工作WS」
講師:OSOTO渡部
10:00 昭島Union A(イベントスペース)集合
10:00~10:30アイスブレイク
10:30~11:30フィールドワークふりかえりWS、道の探究WS
11:30~12:30森を彩る電子工作WS
1月12日(日) フィールドプログラム②
「道作り、お雑煮づくり」
講師:東京チェンソーズ青木氏、木田氏(仮)
10:00 檜原村 払沢園(ほっさわえん)集合
10:00~11:00フィールドまでハイキング・自然観察
11:00~12:00アイスブレイク・道作りWS
12:00~13:00昼食(お雑煮)13:00~14:30道作りWS
14:30~15:30下山・解散
1月26日(日) インドアプログラム②
「森の地図づくり・発表会」
講師:OSOTO渡部
10:00昭島Union A(イベントスペース)集合
10:00~10:30アイスブレイク
10:30~11:30森の地図づくりWS
11:30~12:30発表会
2月16日(日) アウトドアプログラム③
「フィールドワーク、森を散策してみよう」
講師:東京チェンソーズ青木氏、ひのはらエコツアーガイド細貝氏(仮)
10:00 檜原村 払沢園(ほっさわえん)集合
10:00~11:00フィールドまでハイキング・自然観察
11:00~12:00アイスブレイク・森の探究ウォーク
12:00~13:00昼食
13:00~14:30森の探究ウォーク
14:30~15:30下山・解散
3月1日(日)インドアプログラム③
「フィールドワークふりかえり、自分だけの名札づくり」
講師:OSOTO渡部
13:30 昭島Union A(イベントスペース)集合
13:30~14:00アイスブレイク
14:00~15:00フィールドワークふりかえりWS、道の探究WS
15:00~16:00檜原の木を使った名札づくり
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