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ちきゅうのがっこう10月開催レポート

秋の落ち葉集めで道づくりと植栽体験
秋晴れの中、ちきゅうのがっこう2024前期プログラムの4回目を開催しました!

■ 落ち葉集めからスタート!


はじまりの会で久々に集まったメンバーや初対面のメンバーと導入タイムを過ごしたら、早速森の中へ!
親子で落ち葉を集めに出発しました。


秋らしい気候の中で、太陽の光が森の中に柔らかく差し込み気持ちいい。

猿が食べたあとのような果物も発見


子どもたちは張り切って駆けていき、みんなで落ち葉をかき集めます。

ふさふさしているよ


作業の途中で「これ、猿が食べた後かな?」「これ、小さな松ぼっくりみたい!」と気になる実やキノコを見つけるのも楽しい時間です。


親子で一緒にかき集めた大量の落ち葉は、後ほど道作りに役立ちます。


■路面の再生と水脈づくり


次に、古民家の前の土が雨水を吸わない状態になっていたため、水脈を作って改善を目指します。

ドロドロの状態の土

重機で踏み固められた路面は、雨が降るたびにドロドロになってしまう
ため、雨水が浸透しやすくなるよう、水脈を整えました。

集めた落ち葉をここに巻き、カバーにします


集めた落ち葉を使って路面を覆い、
水と空気が土に染み込みやすくすることで、土を雨から守ります。
自然の力を借りて大地を再生していきます。

■自然の中でのびのびと遊ぶ子どもたち


作業の合間、子どもたちは森の中を駆け回り、元気いっぱい!

花束にしようかな


山に駆け上がったり、色とりどりの葉っぱやお花を見つけて花輪を作ったりして、自然の中で自分なりの楽しみ方を見つけました。

 
午前中のフィールドワークが終わると、焚き火の周りでお昼ご飯。


■午後は植栽作りにチャレンジ


昼食後は、親子で「植栽作り」に取り組みました。


各家族で一つずつ鉢を持って、まずは土台となる石や葉っぱを集めます。

植栽基盤の上の部分は「森」で下の部分は「ちきゅう」のイメージ。


自然物で作った多様な植栽基盤は、市販の網と軽石を使うよりもスーッと水が流れる寄せ植えになるそうです。

自然の素材を集めた後は、土を入れますが、
ここで市販の土と混ぜる自然の土もスコップで集めにいきます。


村の土に近づけるために有機物やくん炭、村の土を混ぜ合わせます。

次に、鉢に入れるお花選び。
市販の花だけでなく、古民家周りに咲く自然の花も融合させます。

村に咲いている好きな花を選んで回収するのは意外と難しく、
根っこから丁寧に引っ張って取り出す作業に、子どもたちも真剣な表情を見せていました。

■振り返りと発見のシェア


一日の活動を終えた後は、「今日の発見」を書き出し、親子で振り返りを行いました。


「お花から色が出るか実験してみた」
「鉢にたくさん草花を入れたけど、枯れないかな?家でも観察してみる」
「どうして落ち葉を集めたかわかったよ」という声が聞かれ、
自由に自然を楽しみつつしっかり学んだ1日になりました。


◎ちきゅうのがっこうでは、まずは「自分を知ること」を大切にしていきます。道づくりを通して、自分自身を知り、自分らしさを表現していきます。
わたしは、何が好きなのか。どんなことが楽しいのか・・・
自分探しの冒険に出かけてみましょう!!!
大人は子ども達の創造体験をサポート。
主体的に活動を始める彼らを支え、彼らに刺激を受けながら、一緒に楽しみます!


〜現在募集中のイベント〜

11/10(日)、12/8(日)開催
ちきゅうのがっこう工作室

11/24(日) ちきゅうのがっこう給食編


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