金田悠

サンリオとメダカ好きのフリーランス。趣味は旅行とハローキティのぬい撮り。

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36歳の私、ハローキティに沼る。

思えば小さい頃から、赤やピンクはあまり好きじゃなかった。 どちらかといえば水色やオレンジが好きだったし、いわゆる「女の子らしい」とされるフリルやリボン、ハートもちょっと苦手だった。それに、自分には似合わないと思ってもいた。 それは「女の子らしい」というジェンダーの固定観念への、子供ながらの私の反発だったのかもしれない。とにかく私は、かわいいものなんて全然好きじゃないと思っていた。 そう、「かわいい」は自分の人生に無縁だと思っていた。 そんな私は、36歳の誕生日にサンリオピ

    • メダカとタニシを見て「世界は人間のためだけにあるわけじゃない」と思った話

      私は自宅のベランダで、2022年からメダカを飼っている。正確にはアクアポニックスという、水耕栽培と魚の養殖(私の場合は観賞用なので飼育)を掛け合わせたシステムの家庭用キットの水槽にメダカを入れている。 魚を飼育するのは大学生の頃にベタを飼って以来だったけれど、アクアポニックスは魚・微生物・植物の三者が生態系をつくって循環するシステムなので、いろいろと学びがあって楽しい。 昨年の12月から3ヶ月間、私はニュージーランドへ短期留学に行っていたので、その間はお世話を夫に任せてい

      • サンリオピューロランドの年間パスポートを購入して良かったこと

        私は36歳の誕生日にひとりピューロランドデビューを果たして以来、すっかりサンリオにハマっている箱推し(ハローキティ最推し)のファンである。 あなたは何かの年パスを買ったことがあるだろうか?私は2回目にピューロランドに行った際、年間パスポートを購入した。人生で初めてテーマパークの年パスを購入し、新たに得た視点があったのでここに記したい。 ①心の余裕と時間の余裕ができた年間パスポートを購入する一番の理由はコスパなのでは?と思いきや、購入して一番よかったと思ったのは「心の余裕」

        • サンリオキャラクター大賞に見る「ハローキティの懐の深さ」

          『サンリオキャラクター大賞』を知っているだろうか。 その名の通り株式会社サンリオが開催する、1986年にスタートしたキャラクターの人気投票である。 サンリオといえば、誰もが知っている国民的キャラクターを生み出している会社。特に「ハローキティ」といえば、アンパンマン、ドラえもんと並んで子どもから高齢者まで幅広く知られている数少ないキャラクターの一つであろう。 ハローキティのデビューは1974年。ではそのハローキティが『サンリオキャラクター大賞』で1位になったのはいつのことか

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          私の体は私のもの – ドラマ『何曜日に生まれたの』を見て思ったこと

          「私の体は私のもの」 あなたはこれを、当たり前のことだと思うだろうか。 このところ私は、野島伸司さんが脚本を手がけるオリジナルドラマ『何曜日に生まれたの』を見ている。大人の引きこもり、コロナ禍、LGBTQ、青春時代の過ちなど、さまざまなトピックが盛り込まれていて引き込まれる。ほっこりするようで、ときどき心がヒリヒリする。 今日はその中で、体について思ったことを書きたい。 「私は、触られるのが嫌い」気になったのは登場人物の一人、橋爪リリ子。彼女は主人公・黒目すいの同級生で

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          「『ありがとう』を伝える方法は、ありがとうの言葉だけじゃない」と宝くじ売り場で思った話

          きっかけは「ハローキティ」の貯金箱 先日、京王多摩センターの駅近くにある宝くじ売り場で、ずっと気になっていたハローキティの金の貯金箱を買った。 キティちゃんが招き猫になり、「開運」と書かれた小判を持っている。単純だけど金色なので、金運が上がりそうだ。 宝くじを自分で買ったことはないけれど、年末年始に両親が年末ジャンボ宝くじを買ってちょっとだけ盛り上がったのを覚えている。 前に並んでいた男性が宝くじを買うのを見届け、私は店員さんに言った。 「キティちゃんの貯金箱をひとつ

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          「ハローキティ」で推し短歌に挑戦する

          noteを久しぶりに徘徊していたら「#推し短歌」なるお題を見つけた。短歌に挑戦したことはないのだけれど、俵万智さんは子どもの頃に読んだ記憶があってなんとなく好きだ。私もハローキティという推しを見つけたので、挑戦してみたいと思う。 ハローキティ推し短歌 3首ハローキティ 赤いリボンに黒いひげ 変わらぬ君がいつも愛おし 赤いリボン 心と心を結ぶため 君は届ける「みんななかよく」 ハローキティ ベッドの横でおやすみを 言うと口なき君も微笑む キティちゃんとチャットAIの「俳

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