
わたしの中にいる「あなた」
お散歩しながら、何でもないことを考える時間を
贅沢に感じる今日この頃です
木とか、草花とか
自然物って、見ててすごいなと思います
あまりにも当然のごとく
自分という存在に
何の疑いもない感じで
そこに堂々といる
雨が降れば濡れたまま
風が吹けば揺れたまま
「わたしは動じないぞ!」と
頑なに、踏ん張ったりもしない
余計なことを考えずに
ただそこに在る
動物を見ていてもそう思うことがある
時々、そういう人も見かける
いい感じだなぁー と思う
言い換えれば
独りであることを受け入れていると同時に
全てと繋がっていることも受け入れていると言う感じ
分かり合えないことを嘆くことをしないし
分かり合おうと無理することもない
そして、ここに存在することを
自分で全面的に許せている感じ
いいなぁーーー
そんなふうに
景色をじーーっと見ていたら
私自身がフッと消えてしまった
数分してから、並木道へ向かって
てくてく歩き出しました
人は多くの場合、人間関係によって悩みますね
人間の目で世界を見たり
物を考えようとすると、
急に感情が眼鏡を曇らせてドラマチックな視点になる
それは人間だけが持っている 面白さとも言えるけれど
ただここにいる感じを
味わうのも大事な時間だなぁと思います
いったん、曇りがちなメガネを外して
あぁ、呼吸しているだけで心地よいなぁという
生き物としての感覚
誰かに傷つけられる心配のない場所で
安心してぼーーーっとできる感覚
そういう場所が必要な時もある
ふと思うのは
人間関係とは、自分の中に存在する相手
つまり「相手のイメージ」との関係でしかないのかもしれない
自分の中に存在する「その人のイメージ」と
良い関係で居られれば、悩む必要もなくなる
どれだけ近づいたって
本当のその人を、わたしは知ることができないから
近づきすぎず、離れすぎず
見たくないところが見えることはあるだろうけど
それはそれで置いておく
私の中にあるのは ふわりとした「あなた」というイメージ
それだけでいい時もあるよね
ぽわぽわ、お散歩中はいろんなことが
頭に浮かんできます
読んでくれてありがとう。
また書きますね!