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baggage5【好きになったらとことん使う】デザイナーが愛用する旅の必携アイテム7選/My Favorite Travel Items

旅動画その5です。
ポッドキャストとして音声だけ聞いてもわかるように構成しております。
https://www.youtube.com/watch?v=YlV1k9Kk93w&t=38s

動画を見る時間はないけど、内容は知りたい! というか動画より読んだ方が早いしアタマに入る!(私もそういうときがあります)……というかたはこちらのテキストをご覧ください。

円安と物価高、そして年齢に抗う「ネオ・バックパッカー」として、一生使えるかどうかの目線で旅の道具を選んでいます! I choose our travel gear with an eye to whether it will last a lifetime!
*価格は税込表示、その他情報は2024年7月現在の情報です。

紹介したもののリンクです

①スリッパ(トートーニー)

②マイクロファイバー製吸水タオル(Acteon)

③真空遮断カスタムボトル(TIGER)
MMZシリーズ(完成品・TIGER)

④バッグハンガーClipa

⑤和武器(スノーピーク)

⑥Ultimatelight Backpack Tote(LIFEWORKPRODUCTS)

(⑦は各通販サイトでご覧ください)

⭕️ひとつめ、トートーニーのスリッパです
どのホテルにもスリッパが用意されているのは日本だけなので、いつも自前のスリッパを持っていきます。
これは東京の台東区で作られている、1枚革の一ヶ所だけを縫製してできているスリッパです。私が旅のスリッパに求める、「軽い/かさばらない/デザインはシンプルだけど個性的」という条件を全て満たしているので一目見て感動したものです。……まあ私にとってはシンデレラの靴に匹敵するほどの出会いと言っていいでかもしれません。
重量はサイズによって若干変化がありますが、私のものは80g。卵1個半くらいです。
フワッと巻き付くような履き心地で、使うたびに足になじんでいくので、固かったり重みがあったりするスリッパのようなパタパタ感がないところも気に入っています。
渋い色からビビッドな色まで現在6色リリースされていますし、天然皮革なので一足ずつ風合いが違うというところにも愛着が湧きます。スエード用のシャンプーで丸洗いも可能なので長く使えます。私は使って3年目が過ぎました。
toe to knee スリッパ/one-piece slippers 牛革製 5S〜3L ¥4400〜 
 
⭕️ふたつめは、アクテオンのマイクロファイバー製吸水タオルです
2017年にアメリカへ皆既日食を見に行ったとき、日食のオーバーツーリズムでホテルが全く取れなくて10人くらい相部屋のホステルに泊まったのですが、そのときから海外に必ず持っていくのがこのタオルです。普段も週一で泳ぎに行くときにも使っています。
吸水タオルといえばコットンのタオルより吸水力が高く、乾くのも早いことが特徴で、数多くのメーカーから売られていますが、やっぱりこの大胆な柄の、ユニセックスなデザインが、持っているだけで楽しい気分にさせてくれます。しかも162×75センチと、普段使っている一般的なバスタオルより2回りほど大きめでいろいろな用途で使えるところも気に入っています。
私は標準より大柄なんですが、シャワーが共同の宿でも身体に巻いてウロウロできるほどの大きさで、レジャーシートにしても余裕で寝転べるし、気温差のある夜はブランケットとしてもつかえるので、もう、万能です。
薄手なので丸めて畳んで、くっついているバンドで止めるとかなりコンパクトになります。柄もいろいろあるのでぜひ見てみてください。これは使って7年目になります。
Acteon ラージサイズ 柄ウェーブ 162×75cm 270g ¥4180 
 
⭕️みっつめはタイガーの真空遮断カスタムボトル
特に暑さ寒さの極端な時期の旅行に本領を発揮する、強力な保温力と保冷力のあるステンレスボトル(品番MXV-E)です。おなじみ日本の老舗タイガーの商品。色、サイズ、飲み口の形状を自由に組み合わせてオーダーできるので、ジャスト好みのデザインが手に入ります。
夏場はフタを外してコップとして氷水を入れて毎日使っているのですが、夜入れた氷が朝まで溶けないほどの保冷力です。開口部が広いから洗いやすく、大きめの氷も入るので便利です。底に「火傷にご注意ください」と注意書きがある通り、温かいものも驚くほど冷めにくくなっています。
ボディのサイズは3種、飲み口は2種、色は11種から選べます。
このボトルの製造については、紛争の資金源になっている鉱物資源を使わないことや、コストが上がっても自社の生産拠点で製造することなどが公約されていて、起業姿勢が現れているところにも好感が持てます。
使って4年ですが、現在このカスタム仕様がちょっと品薄で、完成品でこのボトルに近いMMZシリーズが店頭やネットにありますので、そちらもぜひ見てみてください。いずれも少し渋めのアースカラーがいい感じです。
TIGER MXV-E ¥4070〜 
カスタムは全体的にちょっと品薄 完成品で近いものはMMZ-W035/050/060
 
⭕️よっつめ、トプコーのバックハンガーで、クリッパです。
普段から大荷物の私が、旅行だけではなく普段の買い物にも必ず持ち歩いているのがこの金属製のバッグハンガーです。丸い形で、使う時だけパカっとアルファベットのCの形になるというもので、かなり頑丈で、耐荷重はなんと15kgです。
バッグハンガーも様々なメーカーからたくさん出ていますが、デザインの他に気になるのがこの耐荷重です。私は普段の買い物でも旅行でも、とんでもなく荷物が重くなることがまあまあるのですが、一番助かるのが、電車やバスなどの移動中に買ったものを引っ掛けられることです。荷物をかけるフックのないトイレでも何度助かったことか……。
それに伴って、引っ掛ける場所、テーブルなどを傷つけないかどうかが心配なのですが、その点このバッグハンガーは素材に触れる部分が柔軟性のあるポリウレタンなので、問題ありません。
私が買った時代は艶ありのものしかなかったのですが、現在は艶なしやブラックもあり、選択肢が広がっています。
48グラムなので卵一個くらいの重さなんですけど、LCCの荷物制限などでものすごく重量にシビアな場合は、カバンに付けずにアクセサリーとして腕につけておきます。
使って10年ですが全く劣化していません。
clipa 内径5.5cm 48g ¥3300 腕につけている動画入れる
 
⭕️五つめはスノーピークの箸、和武器。
旅先では食品をテイクアウトして部屋で食事することが多いので、できるだけキッチン付きの宿にしていますが、スプーンやフォークは標準装備していても、特にアジア圏以外だと箸は当然ないんですよね。そんなときに持って行くのがこの箸です。
艶消しのステンレスと竹の組み合わせが美しい、最初に発売された1996年から改良を重ねて今も愛され続けているロングセラーです。
ステンレス部分は重みがあって持ちやすく、先端の竹の部分は軽くて食材をつかみやすい上に、口当たりがいいんですよね。その竹の部分を抜くと、ステンレスの空洞にすっぽり収まるのでコンパクトになり携帯製に優れています。
竹の部分や、フタとなる金属のパーツはバラで購入できるのも安心です。
ちなみに和武器という名前ですが、登山用語で武器はカトラリーだそうで、和の武器ということで箸を表しているそうです。使って3年です。
和武器 
M 8×8×205(h)mm(収納時約113mm) 本体/約26g、ケース/約14g ¥5280
L 8×8×225(h)mm(収納時約122mm)  本体/約27g、ケース/約14g
 
⭕️6つめは、ライフワークプロダクツの(ショッピングバッグ)
ウルティメイトライト バックパックトート です
いわゆる買い物用のエコバッグなんですが、私はこれをバックパックの代わりにしてフィジーに行ってきました……ってくらい容量が大きく、軽く、非常に丈夫なんです。
布地は石川県のカジレーネ社が開発した脅威の先端素材で、世界最軽量クラスの生地、「カジフ アルティメットライト」で、髪の毛の三分の一の原糸を利用して織り上げています。いやあもう読み上げるだけでゾクゾクしますね。これ、本当に薄くて手触りもすべすべの、うっとりするほど滑らかな生地なんです。
サイズは幅46cm、深さ50cm、マチが14cmです。本体は透けるほど薄くて135g、容量は20リットル、そして耐荷重は8kgもあります。
最も気に入った点はこの本体の軽さとブルーグレーのカラー、それに肩にかけるトートとしても、リュックとしても使えるところです。
開口部がとても広いので、物の出し入れが簡単で、平らなところに置いてガバッと広げると中のものが全部見えます。
色は私が持っているブルーグレーのほかに、ホワイトと不透明な黒もあります。
LIFEWORKPRODUCTS 
Ultimatelight 20L Backpack Tote ¥15180 
 
⭕️最後は(ヴァセリンの)缶入りワセリンです
これだけ道具というか消耗品でもあるのですが、万能なんです。旅先ではリップバームとしてだけではなくハンドクリームにも。水にちょっと溶いて顔や体、髪の先に、それと靴やカバンなど革製品の手入れにも使えるので一個あれば何通りにも使えます。  
もちろんワセリンはメジャーなものなのでいろいろなメーカーから発売されていますが、やっぱりこの缶の大きさとシンプルなデザインがいいですね。なにより缶という物体が無条件に好きなのかもしれません。
海外ではその時々で限定品としてのスペシャルパッケージに出会えることもあります。主にロンドンに行った時にお土産も兼ねて自分用には買いためていたのですが、2018年からは日本でも売られるようになりました。でもなかなか店頭で見かけないので通販がおすすめですね。
旅行や外出のカバンに入れてよく使っているのは、茶色い缶でココアの香りのものと、ピンクの缶は薔薇の香りで色がちょっとついているので、顔色が悪いときのリップバームとして使います。家の洗面所に置いておくのはノルウェーのちょっと大きめの黄色い缶のワセリンです。これは何年か前に小さい缶と同じユニリーバになってからちょっとデザインが変わってしまいました。
これらはもう何個めかわかりませんが、最初に使い始めてからもう15年以上経っています。
UNILEVER Vaseline 20g ¥1000くらい?
 
 
以上7点がいつも旅行に持っていく道具でした。みなさんもお気に入りのものがあったらぜひ教えてください、それでは、また

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