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無料にできない

速報に反応して書いてみた

全国の小中高、一斉休校。速報を目にし「これは大変だ!」と、私にできることをサッと考えて投稿したら、友人が後押ししてくれた。

教材はある。自分の作った、小学生コースの教材を使えばいい。そして新型コロナウィルスの感染防止目的で、3月上旬の会議や研修が軒並み中止になった。これは「You、やっちゃいなよ」という流れだ。ざっとスケジュールを整えて投稿。いちおう、旦那にも相談した(笑)

知らない人から「こういうの出てくると思った。」「いい動きだ。」という感想ももらった。仲の良い友人たちからも「素敵!」と言われて、自信になった。

もっと、四科以外の、芸術とか、ダンスとか、そういう先生がやったらいい!って国語の先生が言うのも変だけど(笑)

教材を無料配布するとこが出てきた

さて翌日、社内会議が終わったんでしょう。いろいろな企業から教材無料配布、無料配信のニュースが。

無料にはかなわないよなー

と2秒くらい思ったけど気を取り直してみた(笑)

だって、私が、ひとりで、6学年の40分授業を13日間もしたら、かなりの労働だ。というか、時間を取られる。40分×6×13日=3120分。52時間だ。これじゃ、学校の先生じゃんか(笑)

で、今、日本初失語症の日のイベントの準備とか

3月8日に予定されている某アーティストさんのチャリティライブのお手伝いとか

10日の子ども食堂のお手伝いとか

15日は冒険教室小学生30人の作文講習会とか

やることがいっぱいだけど、お金も必要な事業ばかり。だから大手さんのように、気軽に無料にはできない。

お金を払える親には罪はない

うん。そうだ。この有料講座に来ない子もいる。でも、来る子もいる。そう、来る子はお金を払ってくる。学校が休みになった時、親が有料授業の代金を払える層だ。でも、そのことに全く罪はない。だからその分私は仕事として責任を持って引き受けることにした。

しかしだ。結構早く宣言してよいことしたつもりだったんだけど、いざ、無料が出てくると、なんだか有料であることに罪の意識を持ってしまった。

テレビでは、シングルマザー、ファザーの場合、共稼ぎの場合、閑古鳥が鳴く飲食店経営者の家族の場合と、悲惨なシチュエーションの声ばかりを取り上げているけど、テレワークになって自宅で仕事できる親たちも、子供が休みになると三度の食事作りが始まる。家から出られないストレスで子どもたちもイライラする。もう仕事どころじゃない。そういう「お金払うから誰か助けて」の層にとっても悩みは悩みだ。

シングルマザー、ファザー、共稼ぎ、保育園、いろいろな家族に影響があるだろう。でも、そういう方面はそういう方面のスペシャリストたちがいる。その方たちにお任せして、私には私にしかできないことをしようと決断した。そして、売り上げの半分を、自分の関係している福祉関係のところに寄付することにした。それなら自分の中で罪悪感が消える。

一つは「子ども食堂」一つは「あしなが育英会」
子ども食堂は、さっきの写真のところ。東京都小金井市本町で先月からお手伝いを始めた。材料費として寄付しよう。また、あしなが育英会は、私が関わっているアーティストさん(これもさっきの記事の方)を通じ毎年寄付しているのだけど、今年はなんと、春の募金活動が中止になったとか!
これは本当にピンチです。そこに寄付します。

あしなが育英会、4月の街頭募金中止へ 50年の歴史で初

というわけで、もう少し受け入れ可能なので、どうぞ。

カリキュラム

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詳細と申し込み

は!自分のNPOに寄付するってことが抜けてた!(汗)

こちらは普通に寄付受け付けてます(笑)と書いておこう。


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