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野菜タイプと花タイプ

私は、褒められて伸びるタイプです。

とあるカフェでバイトをしていた時、私の仕事の遅さが原因で毎回店長に怒られていました。怒られながら仕事をするのは嫌なので、私なりに考えて効率アップを目指しながら働いていたのですが、なかなか店長に認めてもらえず、ついに個人的な悪口を言われるまでになってしまい、それがしんどくて退職しましたが…。

この辛い状況をバネにして頑張らなきゃいけないのに。ここで頑張れない私は弱いんだ。

自己嫌悪のループに嵌ってしまったとき、彼氏がぽろっとこう言いました。

結香は、褒められて伸びるタイプだよね。


…そっか、そうかもしれない。

タイプなら、生まれ持った性格だからそんなに簡単に変わるもんじゃない。

なかなか変わらないんだったら、それを生かせばいいのでは?

彼の言葉がすとんと落ちて、自分を自分で認めることができました。

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いわゆる叩かれて伸びる人は、厳しい環境に耐えて耐えて耐え抜くことで、美味しい野菜を実らせる「野菜タイプ」です。

トマトはその最たる例で、水をあげなければあげない程、甘いトマトになります。私は小学生の時に鉢植えトマトを育てていたのですが、本当でした。

なんてドMな…と信じられませんでしたが、トマトにとってはその環境がベストだったんですね。

叩かれることに耐えられるから、強い。厳しい環境を利用できるから、逞しい。

私はずっと、その強さと逞しさに憧れていました。


でも、残念ながら私は野菜に生まれていない。


いわゆる褒めて伸びる、恵まれた環境をフルに使って、美しい花を咲かせる「花タイプ」。私はどうやら、こっちに生まれたようです。

太陽の光が当たって、支えてくれる土があって、冷たい水が手に入る。その環境をフルに活用し、大きく美しい花を咲かせる。

とはいえ、そんな120%恵まれた環境なんてそう簡単に巡り会えない。

私は星座占いや色占いやら、いろいろな占いで「大器晩成型」と言われています。

それもきっと、

太陽の光と土と水、それらを全て手に入れるのには時間がかかる。でも、手に入れられたら、あなたはきっと綺麗な花を咲かせられるよ。

ということなのかなぁと思います。


いつ太陽の光が当たっても、いつ良い土に巡り合っても、いつ水を与えられても、その巡り合いを逃さないように。

巡り会えた時に、いろんな色の花を、たくさん咲かせられるように。

今は、自分の種を育てていきたいなぁ。

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