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2月17日(水)

이월 십칠일 수요일

 今日もまた夢で目が覚めた。今日は中学の仲のいいみんなが出てきて、総出で私に寂しい思いをさせていなくなった。彼らが寂しくさせたんじゃなくて、私が勝手に寂しくなっただけなんだけれど。いつになればこの毎日の悪い夢からの目覚めから解放されるのか。本当は悪夢なんじゃなくて、現実に抱えている事柄なだけなのかもしれないけれど。この階層で生きている私には触れられない別の階層では、これが現実なのかもしれない。

 さすがにこんな毎晩・朝が続くと疲れる。今日も仕事は少しだけの残業で退社。帰る少し前に親友からメールがきて、「乃が美」の食パンを分けようという。帰り道にある親友の家に寄って、少しお茶をして一緒にテレビを観て笑って、9時前に帰宅。毎朝掃除機をかけて出るのでその心配は要らない。家に入ってすぐに赤ワインをグラスに注ぎ、余っていたさけるチーズを食べながらこれを書いている。昨日の夜からまた寒くなった。ソウルではまた雪が降っているらしい。福岡にも今日は雪が降ったと姉のインスタストーリーを見て知る。東京に雪は今年も降らない。どんなに雪が好きでも、雪をこの地に呼ぶことができない。私が呼び寄せることのできない他の多くのことと同じように。

 疲れが蓄積されると、どんどん自分が小さくなるのを感じられる。元々145cmしかない身体なのに、どんどん小さくなっていく。疲れが過ぎると、街中にいても存在を消せるよう、なるべくこの世に小さくいたいと思う。その点、私は他の人より都合がいいようにできている。元々ないものは失くせないという。私はこうして寂しさで耐える時、何も失わないように、何も持たないようにする。だけど元々何も持っていなかったんだと思って、冬の薄青の空が空っぽにあっけなく、美しく見えたりする。だけど何も持っていないのも嫌だなと思って、自分から手放したものたちを引き寄せたいような気持ちにもなる。だけどもう大人だから、そうした時の結果をもう予測できるようになっている。だから両手をコートのポケットに監禁して何もできないように管理する。寒くても空は晴れていいのに、その組み合わせは間違っているように見える。笑顔で向き合うふたりの間を邪魔するのは、他の誰でもなく私だ。

 今日も力が抜けるくらい疲れている。心がすかすかしている。なのにどうして私はこの場所で安心しているのだろう。自分で自分の心を食い尽くさないように、明日は「乃が美」の食パンを2切れ食べよう。


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