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alinco_life
自分で決められない人でした、頼ることもまだ苦手な人です。それが私。
最近、昔のことをよく思い出す。大人しい子だった。「内気です。意見をもっと言いましょう」が通信簿の定番。友達は少なかった、それは今も変わらず。友達100人できるかな~の歌は今も大キライ。年賀状の枚数が100枚という同僚に絶句した。大人になってからも20枚くらいしか買わない人だったから。
何かを決めるとき「何でもいいよ」しか言えなかった。否定されて離れられるのがイヤだったから。相手の希望を先読みして決めたことも多かった。だってわかっちゃうんだもん。親が勝手に決めちゃうことも多かった。気に入らなくても「感謝しなさい」と言われてたからしぶしぶ「感謝」してた。要求しても、そもそも拒否されて終わりということが多かった。ほんとに要求しない子だったと思う。
だから本当に欲しいものがわからなかった。欲しいと要求することは自分勝手だと思い込んでた。
それはだいぶ克服してきた。毎日1つ、決める習慣をつけた。自分が欲しいことを真剣に考えもした。何にも決められない日はランチに何食べたいか真剣に考え選択した。他もいろいろ頑張った、私。よくやったよ、誉めてあげる。
でも、今も苦手なことがある。それは人に頼ること。出来ないから誰かに頼るのではなく、自分で出来るようにするにはどうするかを40数年かけて身につけてきた。
自分で考えなさい。人には頼っちゃダメ、迷惑でしょ。マニュアルに載ってるから、その通りにすればいい。
頼っても、頼りにならなかったんだなぁ。相談してもなんにも解決されず、怒られただけだった。人はあてにならない、あてにしてはいけないという壮大な人間不信が出来上がった。だから甘えたり頼ったりが今も苦手。自分でやっちゃう。
あ~、しんど。これからはもうちょっと楽に生きたいなぁ。
でも、そんな私も私の大切な一部。