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魅惑のメロンソーダ

もうすぐパパの誕生日。
子どもたちが焦っていた。
お誕生日プレゼントを買う予定だったお小遣いが、メロンソーダに消えてしまったからだ。

父の日の時は、母の日に使いすぎてお金ないーと言って、お昼寝を邪魔しない券をプレゼントしていた。
同じでいいかなぁーと言いつつ、券があってもなかなかお昼寝をさせてあげられていないので、バツが悪そうだ。

去年は、夢中でなにかしてるなーと思いながらリビングに行くと、習字道具を使い半紙に[パパ][44さい][おめでとう]と大量に書き円状に並べリビングに広がっていた。

新学期で買った半紙が…とか掃除が…とか思いつつこれは一本取られたと思い、その日はそのまま置いておき夜中仕事から帰るパパを半紙たちに迎えてもらうのとにした。

大人には思いつかない、子供らしいそんな発想に出会えると何となく嬉しい。
そしてそんなときホッコリと見ていられる心に余裕がある母でありたいと思った。


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