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コロナワクチン狂騒曲①ワクチンを打つか打たないか。それが問題だ。

コロナ騒動が起きてはや1年半。
収まるどころか二転三転、右往左往で結局過去最高の感染者が出ていて、なのにオリンピックだのパラリンピックだので、何が基準かサッパリわからない今日この頃。

さまざまな情報を取り込んで自分の中で消化し、何を信じるかは自分次第、という感じになってきていると思う。

テレビは不安を煽るだけなのであまり見ないようにし、ネットニュースと、ソースを確認できる情報を見たり、ツイッターでいろんな人がいろんなことを言っているのを読んだり、周りの人と話したり、youtubeとかabemaTVでいろんな人がぶっちゃけトークしているのを聞いたりしながら、日々いろんなものをウォッチして自分なりのペースで生活している。

1.ワクチンが怖いと感じる、わたしなりの理由

早期開発されたワクチンに関しては、わたしは人体実験に参加するような気持ちで、しばらく打たないつもりでいた。やはり副作用の強さと、まだ大規模なデータが整っていない状態で打つのは怖かったからだ。

息子が小さいころに知り合いのお子さんがワクチン接種後に具合が悪くなり、その後敗血症か何かで足の指が壊死してしまった方がいた。

それは因果関係は認められないということで、そのままになってしまったようだ。副作用と認めさせるには裁判沙汰らしく、よほどのことがない限り副作用認定がされないらしい。なので副作用でそうなったどうかはウヤムヤのままだが、やはりワクチンを打った直後に起こったこと、ということでそのママさんはワクチンを避けるようになった。

わたしもそれを聞いて恐ろしくなった。小さな身体に打つワクチンは、毎回緊張した。幸い息子はなにごともなく成長したが、ワクチンというとそのことを思い出すので結構警戒している。インフルエンザワクチンも、息子が熱に強く、かかっても比較的早く解熱するため、打たずに来ていた。

2.ワクチンが怖いと言ってる場合じゃなくなってきた

なのでコロナワクチンもしばらくは様子見、と思っていたのだが状況や気持ちが変わってきた。

2-1.身近な人がリアルに感染し始めた

というのも、2021年夏8月に入ってからテレビで報道されている数字は別のルート、つまりわたしの身近で実際にコロナにかかった人の情報が入ってくるようになったことが大きな原因だ。

いままでテレビで毎日陽性者の人数を報道しても、陽性者のうち何人が症状が出ていて、何人が無症状で、人口のどれくらいの比率で出ているのか、など詳しいことを知ることはできず、ただひたすら怖い、怖いという刷り込みをされていくのが嫌だったし、なんとなく報道自体、数字だけが独り歩きしている気がしたので、対岸の火事という印象だった。

だが、8月に入って、知り合いの知り合い家族がコロナの濃厚接触者になったとか、実際にお会いしたことがあり、今でもSNSでつながっている、リアルに知っている人がコロナにかかり、2週間も寝たきりで自宅療養しているとか、なんとか入院したけど入院できない人がいるなど、自分の身の回りでいろいろと起こり始めた。

自宅療養している方が、詳細をレポートしてくれていたのだが、わたしが思っていたよりもずっと苦しそうで、とてもじゃないけど風邪の延長とは言えないな、と感じた。そして今、特効薬はなく、入院もできないとなると、自分ができることは、ワクチンを打ってせめて重症化の可能性を下げるくらいしかないのでは、と思い、ワクチンを打つ方に一気に気持ちが傾いた。

2-2.乳がんの担当医に相談して勧められた

もうひとつ、乳がんでお世話になっている担当医にも相談してみたところ、がん専門病院なので免疫が下がっている人も多く、コロナの重症患者さんも目にしているそうだが、重症化して何が怖いかというと、肺の組織がやられてしまい、しかも肺というのはその機能が一度ダメになると再生せず、たとえば病気で2割の肺組織がダメージを受けると、その後の人生「8割の肺」で生きて行かねばならないということになる。

重症化も高齢者が多いとはいえ、先生の肌感覚としては基礎疾患ある人もない人も重症化のキーになる要因があまり分からないということで、やはり打ったほうが良いのではないかとの意見だった。

2-3.打つならファイザーワクチンが良い

そしてさらに、ワクチンもファイザー製の数が足りず、血栓の副作用がまれに報告されているアストラゼネカ製の導入が検討されているとも知った。

モデルナは旦那が早々に打ったが、40代女性が打つと副作用がかなり重く出るようだし、モデルナの接種会場も9月いっぱいでいったん閉鎖になるそうだ。そんなこと言ってたら、異物混入騒ぎもニュースになり、なおさらファイザーに気持ちが傾く。

医療従事者の友達など、周りにファイザーを打った知り合いが増えてきて、接種後の副作用などの経験談も聞き、やっと副作用の心の準備ができそうなのに、アストラゼネカ製のワクチンとなると、また1からデータ収集しなくてはならない。できればすでに知り合いが打っているファイザーで打ちたい。

3.結論:我が家はワクチンを打つことにした

ちょうどそんな折に、住んでいる市からハガキが来て、40歳以上のワクチン予約が開始されると聞いたので、これを機にワクチン予約することにした。

さらにうちの息子14歳についての接種も悩んだ。ファイザー製のワクチンは当初16歳以上とされていて、息子の年齢では打てないはずだった。しかし海外で推奨され、デルタ株の蔓延で重症者の低年齢化もすすみ、こんなに身近で陽性者がいるということは、学校に行く際にもらう確率もあがり、副作用は気になるところではあるが打ったほうが良いだろうと判断した。

そして、モデルナは18歳以上しか打てないので、息子に打つならファイザー一択。これも早めに動かないと打てないかもしれない。

息子の予約も取ろうということになり、わたしの予約開始の翌週に12歳以上の全年齢で予約開始されることになっているためそれで予約することにした。

こうしてわたしと息子、そしてまだ様子見していた実母の接種を決めたまでは良かったのだが、ワクチン予約は想像以上に争奪戦で、ワクチンを予約するのがこんなに大変だと思い知ることになる。

結果的に、無事3人分予約できたのだが、ワクチン予約が大変だった話については、長くなったのでまた次回お話ししようと思う。

4.おまけ。話題に出てこない旦那はワクチンを打ったのか?

※ちなみにあまり話題に出てこない旦那は、もともと積極的に接種派だし、年齢も65歳以上だったのでさっさと予約してモデルナ接種終了している。

わたしと旦那は両極端夫婦で、いろいろな意見があまりに平行線なので、お互い干渉しないようにしている。なので旦那がワクチンを打つときも何も言わなかったし、わたしが打つ空気を出してなくても何も言われなかったし、いざ打つとなって慌てたら「今まであれだけ卯月なかったのに、今さら慌てちゃってw」と言われた。わたしは上記のような気持ちの流れがあるのだが、長々と説明しても聞く耳を持たないし、旦那は打ったほうがいいと思っているのだから、結果オーライじゃん、ということにしている。

コロナワクチンに関して、積極的に打つ人、打たない派の人、迷っている人、などいろいろいるので、それぞれの考えで行動すればよいと思う。ここではわたしの考えを書いたに過ぎないので、一つの考えを押し付けるようなものでないことを述べておく。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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