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龍に出会った日

サンパウロの愉快米です。

私は歌が好きで、ブラジルに来てからはカラオケ大会に参加していましたが、沖縄音楽を始めてから、カラオケは辞めて古典音楽や沖縄民謡を歌っていました。

三線を辞めて琴一本に絞った後も、好きな沖縄民謡や八重山民謡、沖縄系の歌の歌詞を覚えては、家事の合間に歌っていました。

それは、コロナになり一切のお稽古やイベントが中止になった後も、ベランダで思いっきり歌うことで精神的な助けになっています。


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そんな私は、

透視リーディングで「鳳凰」みたいな鳥がついていると言われても、「あなたは鳥人間」「人間というよりむしろ鳥??」と言われても、驚くことはなく、「だから歌が好きなんだ!!」と妙に納得したし、

何やらいいもの、悪いものが見える娘にも、「ママの頭の上と肩の上に小鳥が乗ってるよ」と言われることもしばしばで・・・

守護動物がついてるなら、きっと鳥だろうと思っていた。


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龍のついてる友人に出会ったその晩、お宮の境内をゆっくりと進む龍の行列と、その後お宮の屋根の上を2頭の龍が空高く昇っていく夢を見た。彼女は歩くパワースポットみたいな人で、龍がついてる人ってすごいなぁと思っていた。


2020年11月初旬からFacebook投稿を始めた後、沢山の龍関係の神社をお参りしている人たちの投稿を見るようになった。

「すごいなぁ」「いいなぁ」と思いつつも、自分には無関係だと思っていた。


コロナで休校中、少しでも好きなことを沢山して欲しいと思い、娘に沢山の絵の具とキャンパスを買った。

娘の絵は、どこからどう完成していくのか全く予想できないのに、最後にはとてもいい感じに仕上がる。

ある日、Facebookの投稿で素敵な青い龍を見つけて、娘に描けないかと聞いてみたところ、彼女はあっとゆう間に立派な龍の頭を描き上げた。つなぎでもうひとつの胴体もセットで。

すっとした龍の横顔とその姿がとても素敵で、壁にかけて置くだけで部屋のエネルギーが変わるような気がした。



ある日、家族でサンパウロ市にある大きな公園へ遊びに行った。入った途端、沢山の鶏でにぎわう公園を進んでいくと、左右に一本ずつ大きな木が聳え立つ、門のような場所に出た。

旦那と子供たちは、あっという間に先に進んでしまったのだけど、そこから見える太陽の光が気になった私は、一人光の方へ携帯のカメラを向けていた。

するとレンズ越しに、何やら横長のピンクっぽいもやもやが見えた。レンズを通さないと見えないそれは、太陽光線の一種なのかな?と思い、2枚だけ写真を撮って、その場を後にした。



後日、何を書いたか忘れたけど、Facebookでその写真をアップしたら、それを見た方から「これは龍の胴体の一部じゃないですか?」と教えてもらった。まさかと思ってみてみたら、1枚目と2枚目をつなぎ合わせると、尻尾に向かって細くなっていた。

「本当だ!龍かもしれない。」



その数日後のこと、もう何年も病気になったことがない私は、久しぶりに自分の体が熱いことに気がついた。

「熱がある!」

こんな時期だから「まさかコロナ?」と思いつつ、今更仕方がないので、とりあえず休んでいた。するとしばらくして、娘も体調が悪いと言い出した。

二人とも頭痛と微熱。

その日は、早めにシャワーを浴びて、私は娘のベッドで寝ることにした。


夜中だっただろうか?ふと背後に誰かの気配を感じて、目が覚めた。まだ寝ぼけていたけど、この時間だし、旦那かな?と思ったら、その気配が近づいてきて呼ばれた気がした。

「旦那が私を呼んでいる。返事しなきゃ!」

そう思って振り向こうとしたけど、体が動かず、声もでなかった。それでも振り向こう!と力を入れようとした瞬間、それは背後からやってきて、一瞬にして私の頭部はピンク色のもやもやしたエネルギーに覆われた。

「・・・。」

なんだかほわほわした気分で安心感に包まれたまま、寝てしまった。

翌朝、私も娘もいつも通りの元気さを取り戻していた。

「コロナじゃなくてよかった。」



それから、写真の龍のことを教えてくれた方の助言で、その写真をプリントアウトして、娘の描いた龍の絵と共に壁に飾ろうと準備している。



年末からここ数日まで、自分を大きく前進させるための、大きな揺さぶりがあった。

最初の頃はまだ、神社へ龍に会いに行ったり、きらきらと眩しい光を浴びていたり、どんどん先に進んでいく皆さんの投稿を見ては、嫉妬はしてないけど、単純に「いいなぁ」と思っていた。


それが、今日ふとその方たちの投稿していた動画を見て、あれ?っと思ったことがあって。


動画の中で、真っ先に私の名前を呼んでくれたこと。地球の裏側にいる私をこんなにも覚えててくれるもの?

動画の中で、「筝曲」「琴」という文字が移った。

自分が弾いてる琴、沖縄筝曲だ。

そういえば、沖縄の琴はその昔、まだ琉球王朝時代に中国から持ち込まれたもの。中国といえば、琴は龍の姿そのもので、部位の名前には頭、胴体、尾がある。

そんなことを思い出した。


年末からの揺さぶりを、やっと手で押しのけて、

「私はワタシ。自分の感覚を信じていこう」と思えた今、

たまたま見ていた動画で、なにやら今までの龍の断片がつながった。



もしかしたら、

あの日私は龍と出会ったのかもしれない。



そういえば、写真の龍のことを教えてくれた人が言っていた。

「龍が姿を変えると鳳凰になる。」

?あれ、忘れた。まぁ、そんな感じ(汗)


まったく意識してなかったけど、そうなのかもしれない。

こんなに一気に龍と繋がることってあるのだろうか?と思うほどに、一気に繋がったのだ。


何が言いたいのか?拙い文章で申し訳ないのだけど、何かすごいことが起こってるのに、鈍感な自分だけがあまり感じ取ってないだけのように思えて、なんとなく言葉にしてみようと思っただけ・・・


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。







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