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アマゾネスの約束を果たす旅-女性性の解放-7
ビーチにあるインディオ居住区への旅の後、一緒にアヤワスカに参加したナミちゃんが日本へ帰国した。
その後、リカちゃんと一緒にサンパウロで野草の会(ヨモギなど)を開催しわたしたちはアマゾンへと旅立った。
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わたしにとっても初めてのアマゾン…
アマゾナス州に入るには、イエローカード(黄熱病予防接種)が必要だと聞いていた。
だから行けないものだとばかり…諦めていたのだけど、今回リカちゃんが行きたい!と旅行代理店に相談していたので聞いてみたら…
なんと!予防接種は必要ないと言う😳
それなら!とダメ元で🤣
リカちゃんにある提案をしてみた。
旅行代理店に相談した結果…自分の望んでるスタイルの旅は出来なさそう…でも言葉も分からないし、妥協して行くより他に選択肢がない…というリカちゃん。
「もし良かったら!わたしの分の旅費を出してくれたら、通訳兼旅のコーディネートするけどどう?」
計算してみたら、旅行代理店を通しての1人旅より2人分の旅費の方が安い😆✨
リカちゃんはそれこそ自分のイメージしてた旅のスタイルだと喜んでくれた✨
そして今回のリカユカコンビ🤣
アマゾン旅🏹が実現した。
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旅はサンパウロから始まっていた。
リカちゃんがまだ日本にいる頃から、リカちゃんが気に入るアマゾンツアーを探して予約。日程の関係で(日本への帰国日も決まっていたため)マナウス空港に迎えに来てもらってのアマゾンツアー直行を手配しておいた✨
そしてマナウス市内のホステルも、予めじっくり選んで🤣🌿予約しておいた✨
マナウス市内出行きたい場所もチェックしてある程度のスケジュールを決めておいた✨
準備はばっちりだったのだけど…
それでも…飛行機に乗るまで、本当にイエローカードなしで行けるのか心配ではあった。
それだけじゃなく、実は今年サンパウロでデング熱が大流行してる上に、コロナ同様デング熱テストでの陽性判定とワクチンまで登場😱
突然強制にならなきゃいいけど…と、あまり気にしないようにしつつも、マナウスに到着するまでは内心ドキドキしていた。
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信じられない程全てが順調に進んだ。
夜中にマナウス空港についた時、リカちゃんは少し体調を崩してたけど、日を追う毎に元気になっていった。
半額だけ先払いしてあったアマゾンツアーは、空港に来たお迎えのタクシーに乗ってから残りを支払った。
今回のツアーはなんと!わたしたち2人だけ。そしてツアー会社のガイドではなく、わたしたちだけフリーランスのガイド「リマ」が同行した。(ロッジにいたのはツアー会社のガイドのみ)
色んなハプニングもあったけど、全てが完璧過ぎる程完璧に起こっていった。
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ツアー中、わたしはリカちゃんの通訳と彼女が旅の目的を達成出来る様に、最大限努めていた。でもそれ以上に自分も楽しんでいて、興味のあることは何でも聞いて、リカちゃんに共有していた。
なので案内がメインではあったけど、それでも印象的だったことはメモっていた。
それは森の中にいた時のことだった。
わたしは違う世界に迷い込んだようだった。
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わたしたちがここに住んでいた時は、
全てわたしのものでもあり、
みんなのものでもある、
神から与えられた宝物だった。
森の美しい木々
全てが美しく、
全てが芸術であり、
わたしはここが好きだった。
だからここを破壊侮辱するものは許さない。
森の中に戻ると、
「彼女が戻って来た」と言ってる気がした。
そのすぐ後、大きなアララが続けて2羽空を飛んでいった。綺麗な赤色に黄色と青が混じった姿が見えた。
まるでわたしの帰りを
歓迎してくれてるかのようだった。
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もう1つ思い出したことがある。
アマゾネスだった時今の旦那と恋に落ちた。でもそれは許されない恋。男の子が生まれた。今の息子かも。育てられない。旦那に子供を託して2人を逃がした。
そして今世。息子が小さかった頃、わたしは彼にかなり厳しくした。そんなんじゃ生きていけない…そんなんじゃダメだと。
続く
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