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高次元の仲間と繋がる旅 2 (サボテンの儀式)
続き。
あまり眠れず、
うとうとしては起き上がり…
結局眠れないまま起き上がった。
外へ出ようと思っていたら、
横で寝ていた女性がむくっと起き上がって、
こちらを向き、私に話しかけてきた。
それから反対側にいた男性も加わって、
長く話すことになったのだけど、
ポルトガル語だしあまり覚えていない。
ただ彼女が、
今日の儀式から逃げようとしてるわたしを、
受けるよう説得していたのは分かった。
サボテン(ウシュワマ)の儀式は滅多にないし、
ペルー人ハビエルの儀式が受けられるのも、
滅多にないことだし、
何よりアヤワスカは女性性で、
ウシュワマは男性性だから、
両方受けることで完結出来るのだと。
それを聞いてなるほどと思い直したわたしは、
薬草の効果が覚めてきたのもあり、
やっぱり参加しようかなと思い始めていた。
彼女は初めてのアヤワスカが、自分1人とシャーマン2-3人という超プライベートなもので、
それはそれは壮絶だったとその体験談を話してくれた。
ここにいると、
みんながそれぞれの体験を分かち合い、
それぞれにベストなタイミングで呼ばれ、
それぞれに必要な体験をしているのだというのがよく分かる。
一緒に話していた男性もSPから来ていて、
帰り乗せてってくれるというので、
(儀式は22時頃までの予定だったけど、
いつも延びるから)
家族には先に帰ってもらうことにして、
ワシュマの儀式に参加することにした。
ティピの外に出ると、
旦那と子供たちの姿が見えた。
ティピの中と外は別世界で、
不思議な感じがしたけど、
家族を心配させないように、
わたしはいつもの自分に戻った。
そして今日は遅くなるし、
明日車に乗せてくれる人も見つかったから、
先に帰っていいよと家族に伝えた。
それから昼食に呼ばれるまで、
子供たちは芝生の上でバクテンの練習をしたり、旦那は最近覚えた瞑想をしたり、
椅子に座って風景をただ眺めていたり、
そんなゆったりとした時間を過ごした。
そして昼食の後、
わたしはヒカルドのところへ行き、
受けることにしたと話した。
「君はとても敏感(センシティブ)だから、
薬草は少なめにした方がいい。
次からはシャーマンにそう伝えるね。」
と彼は言った。
夜はティピの中で寝るから大丈夫と、
テントを片付けてもらった。
寝袋と毛布、靴、着替えなど、
最小限の荷物だけを残して後は
持ち帰ってもらった。
そして14:30頃家族に別れを告げ、
私は一人ティピの中に入っていった。
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続く